2017年 東京中上級・A 第6回 (2017.11.8)

世の中にない教えを頂いているのだと改めて思います   東京 会社員 31歳 男性 HF

 今回の講義の中で教えて頂いた「平和な時に次に備えることが大事。それをせずにただボーと過ごしているのが平和ボケである」という言葉は、今の自分、そして今の世の風潮の核心を突いた言葉だと思います。日々の忙しさに呑まれる、そしてそれが一旦落ち着いたら安寧に胡座をかく、そんな今の生き方に警鐘を鳴らして頂ける機会を頂けることに感謝いまします。

 いつも幅広いジャンル、あらゆる方面から文献やデータを示して客観的な視点を持ちつつ、武術という生き死に基づいた普遍の哲学を実践を通して体現してこられた先生ご自身の経験や生き様を踏まえて話される講義と実践、本当に世の中にない教えを頂いているのだと改めて思います。

 懇親会での大矢さんの言葉、勉強とは先生の生き様や凄さを理解するためにするという言葉も印象に残りました。生き方を学ぶというのは、その人の生き様の凄さをまず理解するところから。その境地に至るまでにどれほどの熱意とエネルギーと時間が注がれてきたことなのか、どれほど有り得ない世界を生きてこられたのか、そこを知ろうとせずに学ぼうとすること自体が横着なのだということを教えて頂いたと思います。
 学べば学ぶほど深い教え、人生の助けとなる教えを受けることができることを改めて感謝いたします。少しでも先生の生き方を学べるよう日々過ごしていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

 

自らやる事の大切さに改めて気付かされました   神奈川 サービス業 39歳 男性 TK

 今年も一年間楽しいご指導ありがとうございます。
 3人1組で1人が腕を握り1人が足を踏む検証では、宇城先生に気を入れて頂くと軽いのに足が抜けなくなり気の凄さを体感できました。 
 ペンの色の順番が分からなくなる検証では、宇城先生に気を入れて頂くと少し分かるようになり、見ると観るの違い、何かを見ようと意識すると見えなくなり頭で考えては視野が狭くなるのを体感できました。 
 落ちたペンを拾うのか拾わされるのかの検証では、自ら進んで拾うと身体が強くなり、自らやる事の大切さに改めて気付かされました。日常生活でも自ら進んで色々やり、変わっていきます。

 

先生が気を入れると、
視野が拡大して周りの見える範囲が広がった
   東京 教員 53歳 男性 TK

 木で出来た杖を左右で4人つかみました。伸びたり、縮んだり、前周りや後ろ周りに回転して、今度は宇城先生が木剣で中心を打ち込んでいくと杖が下に引かれて上に挙げようとしても下がるばかりでした。しかし宇城先生が近代剣道のやり方で打ち込んでいくと杖には変化がありませんでした。
 スポーツと武道の差を感じました。

 視点を一箇所集中してみると周りが見えなくなりますが、宇城先生が気を入れると、視野が拡大して周りの見える範囲が広がりました。これからは覚悟を持って行動しなくてはいけない。色んなことに適応ができない人が多い。眼の目は外側、観の目は内側、観の目で内面をみなくてはいけない。教える人は勉強しないといけない。一人革命を起こし、争わない心で調和しながら、真剣に今、行動すべきことを実践していきます。