2017年 東京中上級・A 第3回 (2017.5.10)

我々教師はエネルギーを生み出しているのか   東京 教員 50歳 男性 TF

 今回の道塾で「エネルギーを消費するのではなく生み出す」とういお話をお聞きして、我々教師はエネルギーを生み出しているのか考えさせられました。

 「どうせだめ」とか「うちの生徒はこんなもの」と思いながら日々生徒たちと接していたら、自分がエネルギーは生み出せないでしょうし、生徒たちにもエネルギー消費を促すようなことしかやらせることができないと感じました。

 仙骨を立てる正座のお話を伺って、我がクラスの生徒たちの座っている様子を観察してみますと、ほとんどの生徒が仙骨が寝ているような座り方をしていました。一人だけいい姿勢で座って他人の話を真剣に聴いている生徒がとても目立ちます。
 彼はお父さんがカナダ人のハーフの子で英語は模試で満点を取るほどですが、心はとても日本人的で、挨拶もきちんとしていて、掃除にも黙々と真面目に取り組みます。お母さんが、彼がハーフだということで逆に日本人の心を大切にするように育てたのだと思われます。
 彼のような生徒が、少しでも今後増えていくように、日々行動していこうと考えております。 今後ともご指導よろしくお願いいたします。