2019年 大阪・B 第3回 (2019.6.12)

否定出来ない気の存在を数多く体験   兵庫 会社員 60歳 男性 YK

 理論は好奇心だけで、実際に人間に役立つのは技術であるというお話は、よく理解できます。
 まず再現性のある事実があり、それにより人間を幸福にする事が出来ることが重要であり、理論が役立つのはこの事実を普遍化することで、技術的な応用を人類の幸福のために広める場合だけである。
 理論で説明出来ないからこの事実は無いと言うのは、明らかに本末顛倒です。

 今回の実践ではエネルギーをもらって相手と手をつないで回転すると、自分たちでは止まる事が出来ない、また他の人達とぶつからない、周りが回って見えても、自分の相手はしっかりと見える、といった不思議な体験をしました。
 このように否定出来ない気の存在を数多く体験する事で、身体と深層意識で気の感覚を受け止め、理屈ではなくて、気が自然現象であるという確信を持てるように、道塾を続けて受講させていただきます。

 

人の時間にありながら、宇宙の時間をも触れたように思います   大阪 主婦 63歳 女性 KH

 宇城先生 ご指導ありがとうございます。
 6月の道塾では地球の自転の速さを感得させていただきました。

2人組になって手をつないでぐるぐる回るのですが、先生が気を通してくださると、何十組もの二人組がぶつかることなく、ぐるぐると回ります。
 また、エネルギーを1段上げてくださると、回転速度が上がるものの手が離れることなく、身体は熱くなります。 さらにエネルギーを上げてくださると、相手は止まったように感じ、周囲がブンブンを回りだしました。 可笑しくて、楽しくてもっともっと続けたかったです。
 身体は熱く、心は軽く、このまま身体が浮かぶのではないかと思えるくらいエネルギーが充満しました。
 このことから、人の時間にありながら、宇宙の時間をも触れたように思います。
 自分の意識ではできないのですが、細胞が記憶していてくれると信じています。
 日常では心が動いたところへ早く行動できるようになっていると思います。
 今まで滞っていた家の片付けや、心の整理ができました。

 

対立は衝突しか生まれないが、愛は時空を超えて調和する   大阪 歯科衛生士 54歳 女性 HN

 いつも道塾では止まった身体に気を通していただき、心身ともに元気がみなぎるのを感じます。 受講後は必ず視野がすっきり広がり、身体のわずかな不調も吹き飛ばしていただいております。道塾での2時間は、普段の生活とは時間の密度がまったく違っています。
 今という時間をどう生きているかが、その先の時間の質を変えることを2時間の中で体験させていただいています。
 身体が止まっているのは、時間が止まっていることだということに気づかせていただきました。

 私たちは頭で考えたことを、言葉で話しているだけで、何も行動を起こしていません。行動を起こせないということは、内面は完全に止まっていることを証明しているのだと思います。身体で無意識レベルで感じたことを、実際に行動に移せるようにならなければ、それは学んだことにはならないと感じます。

 無意識レベルでは、意識できない時空の中の時間のため、頭のスピードでは理解できない次元ですが、私たちの身体にはそれを感じる力が備わっていることを教えていただきました。
 頭では嘘をつけても、身体はすべて正直に感じています。
 欲があると、身体は軽くなり、周りとも調和できないため対立してしまいますが、素直になり、正直で、生かされていることに感謝できると欲も無くなり、身体は重く、周りの空気を変えるエネルギーが生まれることを学ばせていただきました。

 ご指導いただいたこと、今できることを一つずつ実践していく、そして横着に気づけばすぐに改める、その繰り返しで、少しでも今の自分が変化できればと思っています。
 これほど素晴らしいセンサーを持っている身体が備わっているにもかかわらず、私たちは他人との比較や、他人からの評価を重要視しているという愚かさに早く気づかねばなりません。
対立は衝突しか生まれないが、愛は時空を超えて調和することを、身体を通して身につけていきたいと思います。

 

実際に体験すると、時空の違いが歴然と分かりました   奈良 教員 56歳 男性 HS

 今回、特に印象に残ったのは、「時空」です(別の言い方をすれば、“間(ま)”)。
宇城先生の著書にも「時空」について記されていると思うのですが、二人一組で正座している人の肩を上から押さえ、正座している人は立ち上がろうとする、という検証で、見えないラインの一方と他方では「出来る」「出来ない」が完全に違っていました。このように実際に体験すると、時空の違いが歴然と分かりました。

 そして、二人一組で向かい合って手を繋ぎ回転するときに、宇城先生から段階的に気を入れて頂く事で、回転の速さががどんどん速くなり、おっしゃるように速くなる程に、相手の顔が止まっていて周りが回転しているように見えました。 そして、このとき程、エネルギーを頂けたなと感じた事はありません。

 なぜなら、きちんとした礼をした後に、後ろの人に持ち上げてもらうときに、一抹「本当に重くなっている?大丈夫?」という不安感が(私の中に)ありましたが、二人で高速回転をした後は「大丈夫!」…という安心感が持ち上げられる前からあったからです。

 そして、正しい正座も改めて確認させて頂けましたし、上のシャツをズボンの外に出しておく事が、あれだけ弱くなるという事、グループの中で一人でも異和な者がいると弱くなるという事を示して頂き、驚きました。有り難う御座いました。

 最後に…。講義の冒頭にテーブルに手をつけて、他の人に引っ張ってもらうという検証で、つい、頭が介在して上手くいかなかった方(私もそうなりがちですが)を、講義後に呼ばれ、もう一度同じ事を試されて、「出来る自分」に出逢わされていた宇城先生の御心遣いも印象に残りました。

 誠に有り難う御座いました。