2019年 大阪・A 第3回 (2019.5.28)

私にとって道塾が原点回帰の場    大阪 指導員 46歳 男性 TY

先日の道塾では、親身なご指導を頂きまして誠にありがとうございました。
5、6人の列の先頭が短棒を先生の腹、腕、頬に当てた状態で、ワンツーの号令で一気に突き刺すという実証をされ、全員が全く抵抗できず動けなくなってしまうほど、間髪入れず圧倒されてしまいました。

宇城先生の動きを周りで見守っていた私達まで身体が固まってしまうほど、先生の気迫に呑み込まれてしまいました。「いま」という瞬間に生死を決するという厳しさと覚悟、全てはエネルギーであることを身をもって教えてくださいました。

先生は、なぜ目に見えないエネルギーを感じることができて、気を発することができるのかとても不思議でしたが、長年の厳しい武道修行と第一線でご邁進された仕事道、今を真剣に心ありの道を進んでこられたからこそ前人未到の境地に到達されたのだと改めてその一旦を感じることができたように思います。さらには、体得された「気」がなんであるかを今でも真剣に探求され勉強を続けておられるお姿には、感服いたします。

プロスポーツ選手によく見られるガムをかみながらの諸動作が人間本来のエネルギーを低下させてしまう、また正座であっても楽に座れるように本来の正座の型を崩した座り方をしたり、体を安定させるための意図した正座は、かえってエネルギーがなくなってしまう。正座の型で気を付けておくべきこともご指導下さいました。
相手を思う心、相手を敬う心が、人間にとんでもないエネルギーの差をつけることに気づきました。

宇城先生は、人間には勇気、希望、情熱、覚悟と状況に応じてエネルギー変換できる潜在力があり、それが周囲に良い影響を与え、連鎖する幸せの法則に繋がっていく道標を示してくださっています。ご指導頂くた度に「いま」この瞬間から変わなければいけない、変化していかなければと不思議とエネルギーが湧いてきます。
私にとって道塾が原点回帰の場となっております。先生に出会えたこと、教えを乞う機会に恵まれたことに大変感謝しております。