2019年 名古屋 第6回 (2019.12.18)

本当に大切なものは心   三重 介護士 37歳 男性 YF

 人として本当に大切なものは心である。 ということを改めて教えて頂きました。

・AIが発達しても、人の心は再現できない。
技術で人を感動させることはできても、心に響くものは表現できない。

・本当の強さとは寄り添う強さ(守る強さ)であり、妊婦さんこそ愛ある強さである。 表面的な気力や体力は脆い。しかしそれを教えているのが、現代の教育や大人たちである。

・守るべきものが分かれば忖度など生まれない。忖度や迎合はストレスの元となり、対立を生む。

 剣の世界では忖度など存在しない。国を守るためなら上司でも遠慮なく指摘していた。
そういった生き方をするには、実証先にありき、の精神が必要である。
実証の中に事実があり、
事実の中に真実があり、
真実の中に真理がある。
その事実と真理を統一して、
事理一致の世界がある。

・主観的時間を持つこと。その為には、細胞の時間で生きることが重要であり、細胞を動かすには常に心を動かすことである。

 妊婦さんという、女性的な強さと、忖度しないという、現実的、男性的強さを教わりました。どちらの強さも、自分という個を超えるものを持つことが必要だと感じました。

 母親の家事は、子どもの生活を守り、父親の仕事は、子どもの人生を守る。その延長に、文化や国を守るといった境地があるのではないかと思いました。

 

先生の教えを深く自身の心に刻みたいという一心で入塾   愛知 教員 46歳 男性 TU

 私は、昨年12月の名古屋道塾にて、ご紹介によって体験をさせて頂きました。

 その際、宇城先生は「本物の人だ」という思いが第一にあり、先生の教えを深く自身の心に刻みたいという一心で入塾させて頂きました。
~妻から、「あなたが、本物と言うなら本物の人なんだから、宇城先生の人生懸けた道塾代は安いよ」との後押しも正直ありました~

 あれからもう1年が経とうとしていますが、明らかにその時の自分とは違うという感覚を強く持つことができています。
 まずは、「視野が拡がった」ことです。視野が拡がったことで、心に余裕を持つことができ、レベルの高い方の考え(意見)か、そうではない考え(意見)かを見抜く力がついたと感じております。

 そして、それによって、自分の中心軸を崩すことなく出方を変えて、いかに衝突をなくして物事を結論まで持っていくかを、完璧とまでいきませんが実践できたと1年となりました。

 また、今回の名古屋道塾でも、黒帯の端を数名ずつが引っ張りあう実証がありましたが、正座したグループと体育座りをしていたグループが立った瞬間の両者にある「空間」の違いを、うっすらではありますが分かるようになりました。
 これが、正座したグループの「先」なんだろうと・・・。
 次の礼したグループとガッツポーズをしたグループの「空間」にも明らかな違いがあることも感じられるようになりました。

 この1年、宇城先生が実証される礼から生じる「先」のお教えによって、カイノス時間がとても増えたと思っています。

 末筆ながらでございますが、最高の先生にお会いでき、そしてお教え頂き、感謝申し上げます。 ありがとうございます。来年も道塾生としての誇りをもって、精進してまいります。ご指導の程よろしくお願い申し上げます。

 

自分の甘さに気付かせていただける学びの場に心より感謝   岐阜 理学療法士 34歳 男性 SY

 貴重なご指導をいただきありがとうございました。
 今回の道塾では、AIでできることや今の現状の延長ではいけないということを教えていただきました。特にAIにいくら高い技術、高い知能があっても心がないため人間と同じようにはならないということも学ばせていただきました。また、その事実に気づき早く手を打つためには身体で考え、感じることが大切だと教えていただきました。このお話をお伺いし、私自身、人間の在り方が問われているように感じました。

 先生には毎回のご指導で高い次元の視座をご教示いただき、また実践により身体を通して「できない自分」と「できる自分」の両方がいることを感じさせていただいております。また、いつも自分のレベルまで下りてきていただき分かりやすくご指導くださっていると感じております。同時に、今の自分のレベルの低さを教えていただいていると心して、精進したいという思いを強くしております。自分の甘さに気付かせていただける学びの場に心より感謝しております。

 先生のご指導を日常生活の中に落とし込み、自分に取り込めるよう日々を大切に生きたいと思います。そして、実践・実証するよう行動したいと思います。
 改めまして、今年一年のご指導をありがとうございました。来年も厳しいご指導のほど、何卒よろしくお願い致します。