2020年 東京中上級・A 第4回(2020.7.22)

人の持つ無限の可能性を感じさせて頂ける道塾に参加出来ていることに、改めて感謝

千葉 会社員 31歳 男性 DS

今回の御講義では、調和とは何か、という事について学ばせて頂きました。
目に見えて調和の効果がわかり易かったのは、先生の御著書を通した実践検証でした。先生の御著書に手を置いた塾生の、机に置いている反対側の手を他の塾生が引こうとしても引けないという検証から、手のひらと机が調和して離れなくなっている事がわかりました。しかし影響は御著書に手を置いた本人にとどまらず、隣の机の人、さらにその周囲まで及び、先生の気が会場全体を調和させていることが示されました。
 
また、複数人が掴み抑えた木刀を先生が握ると、抑えている人間が簡単に崩されてしまうという検証には私も参加させて頂きましたが、先生が木刀に触れられた瞬間に、これまで掴んでいた木刀が消えるような、木刀と手との接点が無くなるような、不思議な感触がありました。この一触は、私にとってとても大きなものでした。これまで何度も検証を通して気を体験させて頂きましたが、今回は御講義の内容が調和を意識するお話が多かったからか、木刀と私の境目が無くなった、この感覚が調和なのだと強く実感されました。つまりこの感覚を日常あらゆる場面で持つ必要があり、その境地は遥か遠いものの、目指す場所がはっきり認識されたことは、希望につながりました。
 
一般的な筋力と、気による調和が生む力の違いについて先生が一言、筋力は土足で家に上がり込むようなもの、と仰ったのが印象的でした。戦いの場で、命のやり取りをするような相手であっても、土足で入らず調和を以って接する。日本の伝統、武術の真髄に触れたように感じました。そして、調和が生む力が筋力といかに違うか、これほど鮮やかに教えて下さる事に、とても感動致しました。
 
先に挙げた御著書を通した検証の折、先生は、今目に見えている事よりもっと凄いことが起きている、と仰いました。私には想像もできない未知の領域があることに、新鮮な興奮を覚えます。人の持つ無限の可能性を感じさせて頂ける道塾に参加出来ていることに、改めて感謝致します。今後ともご指導の程、何卒宜しくお願い致します。

信じられる師匠と仲間がいる事に感謝

東京 会社員 45歳 男性 NT

コロナの感染者が急激に増え出しましたが、宇城先生の教えを受けておりますと、在宅勤務や、人混みを避ける、外出しないと言ったコロナから逃げる方法では何ら解決しないと思うようになりました。「怯える」と「身の危機を感じる」ことは異なる。

ウィルスは30億年前から存在しているとのことですので、ホモサピエンスが誕生した時には既にあらゆる生物に寄生していた事になります。歴史の古さからしても人類がウィルスに勝てるはずがありません。ウィルスとどう戦うかよりもどう調和するかを考えるべきだと思いました。

解決策は、悪さするウィルスに対し、衝突に打ち克つ調和を持ってウィルスをゼロ化する事だと思いました。身体を正圧に保ち、ウィルスを体内に侵入させない。日々の注意も大切ではありますが、統一体を目指す事が何よりもコロナへの絶対的な防衛策だと思いました。

また、宇城先生のご著書で身体が強くなる検証を行いましたが、本はただの紙という物質ではなく、そこに宇城先生の塾生への想いがこもっているため、このような力を発揮すると思いました。そして、我々塾生が心を開き、先生の想いに応えるために、日々先生の教えを実践する事で、先生の想いと繋がり、身近にある本が何かから守ってくれるようになると思いました。

また、仲間内からコロナの感染者が出ない事を祈る事も目には見えませんが、大事だと思いました。こんな不安定な世の中で、信じられる師匠と仲間がいる事に感謝致します。引き続き、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

心の発動としての無意識の行動こそが現実を動かしていく力を持つのだと思いました

東京 不動産業 29歳 男性 SM

東京道塾でのご指導ありがとうございました。個別の事実から真実、そして真理を見つめ、大きな法則に照らして、自分の行動、考え方を正してゆくことの大切さを感じました。本当にありがたく得難いことに先生のご指導は検証という形で、その大きな法則を具体的な身体の動きに表してくださるため、身体を通じて理屈抜きにその変化を感じ取ることができます。身体は目に見えないエネルギーに基づいて動いており、自ら邪魔をしなければ本当に素晴らしい働きができます。宇宙の産物である身体に嘘はなく、その能力の発揮に蓋をしているのは、それぞれが自分の中に抱える課題であると改めて実感いたします。

講義中、塾生の挙動に対して先生が適宜ご指導を下さっている場面が心に残りました。腕相撲の検証の際に、必要以上に倒されまいと我を通そうとすると心が居つき、隙ができてかえって危なくなります。自然体から離れ、意識で「やろう」と考えてやることは上手くいかないことがよく分かりました。また、受け止めなくてはならないことは、思考の癖が身体に出るため日常のあらゆる場面で無意識のうちに衝突を起こしている、ということです。一つの動きから瞬時に先生にはすべてお見通しであり、先が見えているからこそ本当に愛のあるご指導をくださっている、と強く感じました。「一を聞いて十を知る、百を知る。常に勉強しているから先が見える。」先生のお言葉には飾りがなく、愛情と誠意に貫かれています。心の発動としての無意識の行動こそが現実を動かしていく力を持つのだと思いました。

コロナウイルス拡大という未曽有の事態は、国や政治を妄信していてはどうにもならない、国は国民を守ってはくれない、ということをより明らかにしました。他方、「国や政治は自分に対して何かをしてくれるものだ」と認識している甘え、依存的な考えが広がりすぎており、匿名で責任のないところから非建設的な批判ばかりを行う人がいることも事実だと思います。
一人ひとりが日本という国を形作り、支え、護る人間だという気概をもって生きること、何よりまずは自分にそれを問うていかなくてはなりません。先生にお会いしていなければ、メディアの話に踊らされ、日々の悲痛なニュースに右往左往して怯える毎日であったと思います。マスクでは自分も大事な人も守れません。勇気をもって一人ひとりが考え行動し、自分と身近な人を護っていく、そのために本当に大事なことを見極めていくことだと思います。いつも貴重なご指導をありがとうございます。