2021年 大阪・A 第2回(2021.3.9)

笑いもありの楽しい時間でした

大阪 会社員 43歳 女性 MH

第2回目を受講した感想は、笑いも大事であることを教わりました。
 緊張状態で2時間受講しても、教室を出たら内容を忘れてしまうが、笑いのある講義は、習ったことが定着すると、宇城先生が仰られていて、笑いもありの楽しい時間でした。
大人でも宇城先生の前では、子供のように安心して笑えると思いました。安心して笑える時間がどれほど大事で、普段はそのような時間が少ないとも感じました。

笑っていると身体がポカポカして、ずっと立って居たいと思える心地いい空間に感じました。
安心して学べる場所があることは、とてもありがたいと思いました。

 実践では、落とし物を拾う時、ただ拾うだけでは、上から人に乗られて押さえつけられると起き上がれないが、落ちましたよって落とした人のことを思って拾うと、上から押さえつけられても、起きあがることができました。
人を思う気持ちが身体を強くするのを体感しました。

5人1組になって、4人の人が肩に手を乗せ一列になる。
前から一人の人が引っ張っても引っ張れない。
4人の人の横に寄り添い、同じ方向を向いてから、もう一度引くと、少しの力で引くことができました。
力任せではなく、相手に心から寄り添うこと、心を向けることの大切を教えて頂きました。
 相手の立場に立ち、寄り添うことで、不必要な力はいらなくなる世界があることを知りました。

二人一組で、相手の人の両手を挟みます。親指を離して挟むと簡単に抜けてしまうが、祈るように親指を合わせて挟むと、掌の間に空間ができるが、手を引き抜くことはできない。力任せではなく、祈りの手の形にすることにより、誰を思う気持ちや心になることで、強くなる体感をしました。

最後に腕を下から上げると、押さえられると弱いが、上から下ろすと強くなる実践を二人一組でしました。
この実践は、先生に気を通してもらったのではなく、動作で身体が強くなると言う実践です。元々人間はこのように強い身体を持っていることを体感して教えて頂きました。

改めて相手に寄り添う、心を向けることは、宇城先生にいつも教えて頂いている、衝突ではなく調和であると思いました。
これからも、そのことを常に意識して日々過ごします。
ありがとうございました。

「できる人になる。できる人をつくる」

京都 教員 38歳 男性 TN

先日は大阪道塾でのご指導ありがとうございました。コロナウィルスは、私たち人間に多くのことを教えてくれているのを感じます。自粛期間に国民として、何を考えどう行動するのか。また国民を支える政府は何を基準に判断するのか。この1年を通して良いも悪いも全てオープンになったように思います。
その中で安倍首相から菅首相へ。リーダーとしての立ち居振る舞い。決断力。全くと言っていいほど、リードしていくところがなく、緊急事態宣言をなぜ延長するのか。どうしたらこの先の見通しが出てくるのか。根拠のないまま発言することで、日に日に国民の不信が深まってくることにつながっている現実。

膝を抑えて後ろの4人を倒す検証では、気を通してもらうと相手を倒すことができ、そのできた人が列の後ろに回り、その人を見て押すと倒すことができる。できた人が持つエネルギーが次倒そうとする人との「間」にエネルギーを与え空間を変える。この連鎖はずっと続く。

「できる人になる。できる人をつくる」ということが本当に重要で、何より宇城先生の元で学ばせていただいている自分がそうならなくてはいけない。でもできない。だから学び続ける。それしかないと・・・。

ただ今の自分のような中途半端な状況では何も変わらないのがよくわかりました。職場でも同じことが起きており、結局は自分のスタンスが招いたことのだとご指導・ご助言いただく中で感じました。また「決断」とは時間・スピードだということも教えていただきました。

迷っている、時間がかかっている時点で「決断」ではないと。それ以降に決めたことでうまくいくことなどないのは、ゴミが落ちて相手に「落としましたよ」とつながってこそ身体が活きる。落ちているのに拾おうか。どうしようか迷っていてはダメ。電車で席を譲ることにおいても同じで、お年寄りをみたら譲っている自分でいなくてはいけないと本質が少し理解できました。このレベルのことを理解するのにどれだけ先生にご指導いただいてきたのかと考えると情けなくなります。ただ遅くとも気づけたからには、行動あるのみでいきます。

3月という教育現場の締めくくり、4月という新年度に向けて気持ち新たに動きだそうというこのタイミングで宇城先生からご指導いただけたこと心より感謝申し上げます。引き続き、ご指導よろしくお願い致します。

1に勉強。2に勉強。3に勉強。思考の深さ。つなげる。

兵庫 教員 40歳 男性 TO

「一悟に如かず」悟とは思考の深さ。宇城先生に道塾でできない自分からできる自分へ。自分の可能性、人間の可能性について実践していただいています。自分はまだまだそこまでで満足してしまっていて、思考に深みがありません。勉強不足です。知識を得るための勉強ではなく深み、つなげて考えられるように。

縦に4人で肩を持ち列になり、腕を引っ張っても引っ張れません。一度、先頭の人の横に立ってから引っ張ると力を入れなくても4人を動かせることができました。宇城先生は教師と生徒の関係と同じとおっしゃって下さいました。まさに自分だ……。どこか教師、野球部の監督だという肩書で生徒と接している部分があるなと。

生徒のためと口では言っているが本当にそうだろうか。
どこか自分中心や自分の都合のいいようにしていないか。
めんどくさがり寄り添って愛情を持って接していないのではないか。
良い生徒とはどんな生徒なのか?
自分についてくる「はいはい」と言っている生徒をそう思っていないか?
無理矢理力で引っ張って都合のいい奴を良しとしていないか。

今一度自分の指導を振り返り生徒側にしっかりと立ち「愛情」を持って寄り添って行かなくてはいけないと思いました。

人間(じんかん)前に立つ人によってその集団の可能性を広げられる。人が物を落とした時に「拾う」のと「落ちましたよ」では身体の強さが変わりました。心がそこにあるか。その場だけでなくつなげていく。止まるのではなくスピードを持って行動する。先生のように誰が来てもビビらない、怯えない身体を作っていきます。

1に勉強。2に勉強。3に勉強。思考の深さ。つなげる。今回はいつも以上に心に残りました。今後もご指導よろしくお願い致します。

まずは今の自分は、昨日教えて頂いた寄り添うことを、日常の中で少しでも多く実践していきたい

岡山 農業 35歳 男性 KT

昨日もご指導誠にありがとうございます。
昨日の実践で体感させて頂いた“寄り添う”ということが、普段、自分がいかにできていないか、ということもたくさん気づかせて頂きました。

子どもとの関係でも、夫婦関係でも、あらゆる人間関係において、昨日のような寄り添うことができていたら、もっと生きやすく、人生楽しくなるんだろうなぁと思いながら、日常になると忘れていたり、実践できていなかったりするのだと思います。

昨日の講義や実践でも、寄り添い方一つとっても、昨日教えて頂いたことよりももっともっとレベルの高く、深い実践や寄り添い方がまだまだあることは容易に想像つきますが、まずは今の自分は、昨日教えて頂いた寄り添うことを、日常の中で少しでも多く実践していきたいと思います。

また、講義の中で、理屈(というか屁理屈)を言う相手に対して、どう戦うか、宇城先生だったらどうするか、を見せて頂き、自分はそれが非常に勉強になり、心に残りました。

私は特に理屈っぽい、頭でっかちな人間なので、ついついいつも理屈に対して理屈で反論してしまうことがほとんどのように感じます。しかし、それでは何にもならないこと(実際、過去の自分を振り返って見ても全くその通りでした)、いかにそんな相手でも戦って勝つか、そしてまた理屈と理論は違うということも深く心に残りました。

この講義は常に心にとめて、今後事あるごとに、理屈っぽい悪い癖が出ていないか、自分で自分をこまめにチェックし、自分でその悪い癖に気づいて修正していけるようにしていきたいと思います。

今回も貴重なご指導、そして笑いありの楽しいお話もありがとうございました。今後ともご指導の程、どうぞよろしくお願いいたします。