・四六上製 276頁  ■定価 2.000円+税

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[第2集] ・[第3集]

《 目次より 》
・現代舞踊家     石井みどり  言葉でなく、心と身体で学ぶ
・空手家        金澤弘和    武道でつくる日本の宝 ―― 人
・元神風特攻隊員  浜園重義   人間は、努力です
・ヴァイオリニスト  川畠成道   再現してこそ真の継承 ―― 音楽と武の響演
・ビジョントレーナー 田村知則   武術でつくる身体の眼 ――
良い眼は、肚をつくり、人間をつくる
・料理家        辰巳芳子    “食”は先人が守り残した、生き抜くための道筋です
・合気道家      五月女貢    カテゴリーを越え、原点での修行と交流を
・東大名誉教授   清水 博    「科学と気」の可能性

 『大河にコップ一杯の水』 読者の感想です

表現は「コップ一杯の水」と謙虚なものの、内容は大河を飲み込まんばかりのコップでした。スピードが違う、密度が違う、エネルギーが違います。宇城先生が話し手と調和し、中に入っていくことで引き出される深い世界に感嘆するばかりでした。対談を通して、武術が過去の遺物ではなく、現代においても人生の指針となるものだということを、再確認できたように思います。静かで気品のある素晴らしい対談でした。
(千葉 30歳 男性)
石井みどり先生とのお話で引きこまれ、金澤弘和先生のお話の時に体中がジーンとして感動し、浜園重義氏のお話の時は、泣きながら読んでいました。読み終わって思ったことは「ありがとうございました」と「自分はなんて情けないんだろう」です。人生の中で初めて教科書を見たような気がします。今日は一日小学生になって学校に行って授業を受けてきた気分です。ありがとうございました。
季刊『道』連載中から、早く単行本になって欲しいと思い、待ちに待っていた本です。手にとって最初に思ったのは、表紙の素晴らしさです。宇城先生の初期の3部作における、沖縄をテーマとした装丁も素晴らしかったのですが、今回の本は一見しただけでは武術家がホストとなった対談集とはとても思えないくらいです。内容も、連載当時に掲載されていなかった写真が随所に使われていて、また新たな気持ちで読むことができました。第二集も楽しみにしております。
(神奈川 38歳 男性)
日本にこんなに素晴らしい方々がいらっしゃること自体に感動する。歴史上の偉大な人物が、努力に努力を重ねて、偉大な事を成し遂げた話を伝記で読んだときのような感動を、この本から得る。そして今、私も何か少しでも役に立てればと感じ、実行したいと思う。自分で克服しなければならないこともたくさん見えてきたので、それを実践したい。そのきっかけをこの本からいただいた。本の帯に「そのようにして流れ続ければ、そこに必ず人は集まってくる…略…」とある。私の力は小さいけれど、止まることなく流れ続けていくぞと決心を新たにした。止まっている暇は私にはないのである。
(広島 37歳 女性)

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