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読者の声| 季刊『道』 193号(2017年夏)  

怖さと身につまされる内容  福島 会社員 41歳 男性


『道』最新号 岩井喜代仁氏と宇城先生の対談におきまして正直、統合失調症の家族を持つ自分としては怖さと身につまされる内容の文章でした。また、マスコミや国が表に出さない情報の為に法律や行政が変わらず、国の政策に振り回されている。
世界ではもう精神障害者は治らないという認識になっているのに、それをおおっぴらに話し、認める事はできない。
自分の家族が精神障害者である現実が目の前にあるのに認めたくない。そんな自分の葛藤の話を聞いている感じでした。

『道』に出てくる方々は、我々が人間性を失わない為の、最後の砦  
                   埼玉 宅地建物取引業 50歳 男性


岩井喜代仁さんの対談を読み、メディアでは知らされない真実をうかがい知る事が出来ました。私たちにとって本当に必要な情報は、実はほとんど知らされていないという現実と、政府の行いに、日本人の人間性の低下を感じます。

『道』に出てくる方々は、我々が人間性を失わない為の、最後の砦の様に思えます。多くの人がそこに学びを求めなければならないと思いました。

岩井氏について感じたのは、自分の生き様を嘘偽りなく正直にさらけ出す強さ  
                      東京 会社員 23歳 女性


薬物依存回復施設 茨城ダルク代表 岩井喜代仁さんについて感じたのは、自分の生き様を嘘偽りなく正直にさらけ出す強さです。だから、岩井さんの言葉にはリアルがありますし、信頼もできる。そして、そんな岩井さんだから、薬物依存患者の方々を見捨てない忍耐と正面から向きあう強さ、真実も見えてくるのだろうと思いました。
成功談を語ることは誰にでもできるし、気持ちのいいことです。しかし、隠したいような事実を公にし、それを理解し抱えて生きていくことは容易ではありません。嫌で面倒な事実を無視し、キレイで楽な収まり方を重視した結果、リアルでない矛盾ばかりが蔓延った、根本的には解決しない世の中になってきているのでしょう。

今までの私のシベリア抑留のイメージを変えました   東京 教員 50歳 男性


三村節さんや前号の木内信夫さんのシベリア抑留体験は、今までの私のシベリア抑留のイメージを変えました。

これからも、こういった戦争の体験を伝える記事を取り上げていただき、正しい情報を知りたいと思います。よろしくお願いします。

自分にも指針となる存在があることに改めて感謝の念が湧きました  
                                                                                                       東京 裁判所職員 47歳 男性


巻頭対談に一番心ひかれました。世の中に伝えるべきは「薬物依存」の方ですが、トピックとしての「危険ドラッグ」という言葉のみが独り歩きしているように感じます。
また、薬物依存に陥る人の背景には、薬物だけでなく、家族、特に親子間に過度な依存があるように感じました。本来、心地よい場所である家族も正に毒にも薬にもなる関係があり、場合によっては、人間を駄目にしてしまう家族の在り方を考えさせられました。
家族の役割の一つに子どもを自立させることがあります。自立してからは、人は自らが生きる指針を持って人生を歩むべきであり、岩井代表は、そのように生きておられると感じました。
自分にも指針となる存在があることに改めて感謝の念が湧きました。

毎号、様々なテーマについて多くの気付きや学びをいただける  
                     福岡 メンテナンス業 37歳 男性


巻頭対談ではご自身も薬物依存症に苦しみ、現在は救う側として子供たちと共に生きて回復を目指されている岩井喜代仁氏のお言葉には、経験をした人にしか語りえない重みをひしひしと感じました。
薬物の体験はないに越したことはないと思うが、子供たちに「危険ドラッグ」の恐ろしさを教えなければならない時、体験をしていないものにその恐ろしさを伝えることが出来るのか。
ドラックなんか自分とは関係のない違う世界の話と思っていた、鈍く、平和ボケしきっていた自分に否が応でも気付かされ、責任世代の大人として、子を持つ親として、考えさせられる所がありました。

退院促進事業についてのお話は、一見、社会のため、人のためになる良い取り組みの様に思えましたが、読み進めていくうちに、今起きている事件などの問題点、裏と表のある制度の矛盾点について教えていただき、その問題の根の深さ、今まで断片的にしか見えていなかった物事の本質やつながりに気付かせていただきました。

「ゆだねる」という生き方、「譲ろうかな」という頭の損得勘定によるものと「譲ってしまっている」という心を根源とするスピード、無力になるからさまざまな課題が見えて気づかされる、次世代の希望と宝である子供たちのために大人は邪魔するなという宇城先生、岩井代表のお言葉の節々から、お二人の生き方や背中に背負ったもの、覚悟、優しさ、ユーモアを感じ、巻頭対談を読ませていただいた後に身体の底から熱くなるものがありました。

宇城先生から体験を通じてご指導をしていただける道塾と共に、毎号、様々なテーマについて多くの気付きや学びをいただける『道』に、心より感謝致します。
ありがとうございました。

岩井さんの強さ、真っ直ぐさに心打たれました  神奈川 エンジニア 54歳 男性


宇城先生と岩井さんの対談に心奪われ一気に読んでしまいました。
自分の過去の罪や言いにくい事を全てさらけ出す岩井さんの強さ、真っ直ぐさに心打たれました。
自分も覚悟を決めてさらけ出す事が出来れば変われる。と感じることが出来ました。

残された「魂」と出会えるのは、この『道』ただ一つ   静岡 30代 男性


今回の号も最初から最後まで一気に読んでしまいました。
表紙を見て、岩井さんの迫力がにじみ出ているように感じました。
宇城先生との巻頭対談では、近年にあった大きな事件の背景には「国が全体を見ずにつくった法律」があったのだと岩井さんのお話で初めて知りました。
宇城先生が仰るように、行政やマスコミの情報ではまったく話にならない、真実を知る事、事件や物事の背景を知る事はできないと、よく分かりました。
対談の中で宇城先生が、「世論が関心を持たない、持てない原因がここにある」と仰っていますが、まさにその通りだと思います。そのような事に本当に気づかなければならないと思います。
また岩井さんが宇城先生に自分の生き様を確認されているような、本当に自分の心を分かってくれる、まさに「同志」に対しての投げかけ。それに対して、真摯に受け答えをされる宇城先生。お互いの生き様を確かめ合っていくかのような会話の数々。途中、山岡鉄舟と清水の次郎長のお話をされておりましたが、その後のお二方のやりとりは、そこからまさに現代の山岡鉄舟、現代の清水の次郎長の対話となっています!そのやりとりは鉄舟、次郎長が本当にこのような感じで会話をしていたのではないかと思ってしまうほどの雰囲気でした。読んでいても思わず興奮して「これは凄い!」と声が出てしまいました。行間からお二人の生き様の激しさ、厳しさ、が滲み出ており、それが信頼という絆で結ばれ、それがそのまま文章になっているかのように感じます。

宇城先生が仰っていますが、本当に岩井さんのような一筋縄ではいかない世界で真っ正直な人間はいなのではと思います。そしてその岩井さんのお話を真に理解し受けとめ、心の支えとなる宇城先生。本当に凄い対談だと思います。このような対談を読んだ事はありません。
第3回目の対談も是非とも読ませて頂きたいと思います。

新垣さんの記事では、人は出会いで変わる、必要とされる、光る場所を見つけてもらうと人を生かす原動力となるという事をご自身の体験を元に語られています。山元加津子さんの連載でもニューヨーク市長は市民を信じて街を変えていったのだという事。これらの記事が宇城先生、岩井さん、お二方の巻頭対談の内包する雰囲気と連動し何かとても素晴らしいエネルギーとなって自分の中に入ってきたように感じます。

また三村さんのお話には「絶対に絶望してはいけない」という事が語られいて、その壮絶な経験からくる言葉の重さが、前出の言葉をより強く、確固たるものにしてくださっていて、これまたエネルギーを頂いたと感じる事ができます。
その中でも、戦争は上層部が起こすもので、その悲惨さ、勝っても負けても後悔するという事が語られていて、昨今の日本の政治家に是非とも読んでもらいたいと思う内容でした。ロシア人少女とのお話も相手も同じ人間だという事。それを知れば戦争などできません。しかし、それでも一度、戦争になれば相手を殺さなければならない、でなければこちらが殺されてしまうという事。その恐ろしさも語られています。だから相互理解が大事なのだと。三村さんの行動にはすべて真実の行動しかないと思います。今の日本の政治に一番欠けているものだと、感じます。

岩井さんの連載では巻頭対談であった、岩井さんの一筋縄ではいかない世界を知る事ができ、その体験は宇城先生が仰るように岩井さんにしかできない事であると痛感致します。毎号、ダルクスタッフの手記には薬物依存への恐ろしさ、いかに自分の大切なものが失われていってしまうかが書かれていて、そこには自分自身の弱さと向き合い、謙虚に身を委ねて生きる事が回復の道なのだと、本当に思い知ります。

宇城先生の「気づく、気づかせる」では賛成、反対ではなく確実に変化を起こす「実践」を行うには、本質に向かい、生きている、生かされているという大きな視点に立つ事の重要性が説かれています。今の日本に必要なのはその大きな視点を持った上で本質を捉えた上での実践なのだと、本当にそう思います。それはまさにすべての事柄に通じ、同時にすべての本質なのだと感じます。

「心の奥の取材ノート」。毎回ご登場される方々の、このような取材した人にしか分からないエピソード。このようなお話をもっともっと聞いてみたいです。昨今『道』にご登場された方々が、掲載時すでに御高齢の方々も多く、他界される方が出てきました。しかし、肥田瞬太郎先生をはじめその方々のどこの媒体も記事にできなかった、100%のお話、情熱、体験、それ即ちその方々の残された「魂」と出会えるのは、この『道』ただ一つだけです。

今回もすべての記事、内容がすべてに繋がり、そこからエネルギーが生まれ、自分の深い所での気づきを促してくれます。それがまた自分の生きるエネルギーを生み出してくれます。その素晴らしい連鎖を、今回の『道』を読んで、初めて感じる事ができました。それ程、強烈でした。号を重ねる事に、エネルギーが増していると感じます。

小野田さん、大鵬親方、日野原重明先生、肥田瞬太郎先生、近藤亨先生、このような偉大な先人達とこのように自分が繋がれるなど、想像だにしませんでした。
心に生き続ければ(忘れなければ)、その人は永遠に生き続ける。この言葉を今回の『道』を拝読するまでは陳腐な、よく分からないキレイごとだと思っていました。しかし、そうではない事が分かりました。
偉大なる、先人達の魂をこれからも伝え続けて頂きたいと思います。

本当に素晴らしい本です。『道』は。これからも頑張って下さい。
宜しくお願い致します。

実践者の方々の生きざまが心に染み入るように伝わる、素晴らしい内容  
                       福島 公務員 48歳 男性


今号も多くの実践者の方々の生きざまが心に染み入るように、激しく脈打つように伝わってくる、素晴らしい内容でした。

一刻も早く読みたくて、定期講読が自宅に届いているはずなのに、出先で購入し一気に読んでしまいました。

いつも感想文に書きますが、実践者の方々の言葉に、必ずと言っていいほど共通性を見出だすことができるのは、その行動がこの世の理(ことわり)に則っているからだと強く感じます。

しかし、誌面を通してその情報を受け取る我々は、知識として頭に取り入れ、いい話を聞いた、勉強になったと自己満足しているだけなのではないかと不安になることがあります。実践者の方々と比べ、自身の生きざまはどうなのか、真剣に今を生きているのかと。その答えは今号に書いてありました。他者との比較は意味がない。それぞれ一人ひとりに見えない力によって役割が与えられていると。とても目の前が開けたような気持ちになりました。

私は公務員です。福島の地で欺瞞に満ちた行政の中で生きております。岩井先生と宇城先生の「ド迫力」巻頭対談の最後に出てきた「絶対に裏切らない根性のある役人」を目指し、師の教えと実践者の生きざまを種として自身の心に蒔き、泥沼の中から綺麗な蓮の花を咲かせます。

元気いっぱいになりました。次号も楽しみにしております。
ありがとうございました。