2017年 東京初級(後期) 第6回 (2017.12.12)

体の質や密度が変化することを体感   東京都 学生 19歳 男性 AN

 今回も貴重なご指導ありがとうございました。
 先生の愛に溢れるお言葉と姿勢、実践に、思わず笑みを浮かべてしまうほどの感動を受けました。

 最初にチームの一体感の実証をやらせていただきました。10人ほどが体を密着させて一列に並び、前から押すことでその強さを確かめました。一番大事なのは、全員が調和することだとわかりました。「押されてはいけない」という気持ちが働いて、誰か1人でも調和の和から外れ頑張ろうとすると、驚くほど簡単に押されてしまいました。

 私自身、チームが上手くいっていないと、ついつい自分勝手に頑張ろうと孤立してしまうことがあったので、この実証はとても実感が湧きました。先生の気によって、体の質や密度が変化することを体感しました。

 両太ももを2人に左右に引っ張られる実証で、普通ならやはり脚が開き、股がちぎれるかのような痛みを覚えるものを、先生が気を入れてくださったことで、脚が開くことはなく、まるで自分の脚が1本の樹木になったかのような安定感がありました。
 体が変わるということは、心も変わることにつながると思います。体に芯が通り力強くなることで、心にも芯が通り、力強く、また優しくなれると思いました。

 壁に背中を付けて立った人の胸を2,3人で押す実証では、先生の気によって力がリターンするという考えられないエネルギーを体感しました。前に力強く押しているはずが、先生が押されている人に気を入れた途端に、向こうから弾き返されるような力が伝わってきました。「押しているはずなのに、いつの間にか押されている」というのがとても不思議な感覚でした。

 先生も仰っていましたが、これは日常生活でも言えることだと思いました。
 今回のように物理的にでなくても、周りからのプレッシャーだったり、自分が責められているときなどに、このようにみんなと調和していくことで、逆に自分のエネルギーになり得ると感じました。

 懇親会の席では、ビール瓶を持ち上げる実証をやらせていただきました。何もない状況ではもちろんビール瓶は容易く持ち上がるのですが、先生が笑いながら「ハイッ」とやられた途端に、まるでビール瓶が机とくっ付いたかのように持ち上がらなくなりました。あれだけ軽かったはずよビール瓶をこんなにも重く感じてしまうのかと、気の凄まじさが本当に驚異的でした。

 懇親会の最後に、先生が締めくくりの挨拶をくださいました。その一言一句が自分に言ってくださっているかのようで、本当に感激しました。「私がみなさんにズバッと言うのは愛情しかない」「そのことで嫌われても別に構わない」と仰っていました。本当に、思わず笑みをを浮かべてしまうほどに感動しました。中学時代に先生と出会い、今期から道塾にも通わせていただけることになって先生のご指導を直接受けていく中で、先生が心から私たちの成長、そして世界がより良くなっていくことを望まれているんだと再認識しました。先生のように愛情を持って信念を貫くことが、自分を変え、さらには周りも変えていけるようになると確信しました。