2017年 東京初級(後期) 第4回 (2017.10.26)

未来に新たな希望を見出だす勇気をいただきました   埼玉 会社員 41歳 男性 TM

 冒頭、双方から引っ張られている帯に「気で帯の伸び縮み」の検証で、常識では伸び縮みするはずの無い帯がとてつもない気のエネルギーにより確かにゴムのように伸び縮みしました。
 何度かこの検証を体験させていただき、素直に今起こっていることを受け入れること、この現象は何がそうさせているのか?という問いかけを何度もいただき、日常の常識に浸りきっている自分へ、常識以外の目を覚ませと言われている気持ちになりました。

 また今回初参加と思われるやや威勢の良い女性への先生のご指導が印象的でした。 彼女は検証結果を怪しがる態度をしており、先生は最初やや厳しく応対され少し緊張気味になりましたが、気を通して丁寧にご指導を続けると初めての不思議な体験を通し、彼女の信じられない驚きと笑顔がこぼれて来ました。拝見している私たちも笑顔になりました。かつて自分もこの彼女の反応と同じだったことを思い起こさせていただきました。

 つぎに「見え方の変化」では、新たな不思議と課題をいただきました。普段私達は中心視野しか捉えられない事を知り、とても危険だと思いました。自分は通勤時車を運転するのですが、とても危ない状態で運転しているのだなと思わずにはいられませんでした。しかし気が通ると周辺視野を捉えることができ対処できる、まさに、気は万能だなと思いました。

 そして最後に「脳」についての講義はとても心に残りました。脳の1cm3は、銀河系のネットワークと同じであることを知りとてつもなく凄いことだと思いました。 同時に自分の脳は本当の力を余すことなく発揮しているのかと思い、まだまだだと思いました。

 最後、先生おお話で「脳神経のネットワークは今からでも新たに作ることができる=(自分が変われる)」ということをお聞きした時、今までの自分の横着で不甲斐なさは、今まででの自分が選択してきたことで、今後はもう言い訳にしかならない事、これからは自分の意志で変わろうと続けることで、自分のこれからの未来に新たな希望を見出だす勇気をいただきました。
 今回もご指導、ありがとうございました。

 

先生の「先を取る」能力にはいつも驚きます   神奈川 バレエ講師 43歳 男性 RI

 今回の講義で、気で帯が伸びたり縮んだりするのを初めてはっきりと感じることができました。
 また、一人対数名で帯を引き合う実技で人数の多いほうをさせていただいたとき、宇城先生に「引っ張る気」をなくされて、自分たちの引く力が消えていくのが面白かったです。

 先生の腕をつかんでいる状態で気をかけられる実技では、先生の腕が動いていないにもかかわらず自分が回転したり前後に動いてしまうのも楽しかったです。これまでも何度も感じておりましたが、先生のスピードにはびっくりします。

 講義の中で調和や覚悟を教わるたびに自分なりの解釈をしているのですが、自分の考えに進歩のようなものがあると、先生がすぐにこちらを向いて反応してくださります。

 また、私の仕事をよくご存じないのに、私を見ただけで自分に欠けているものをご指摘いただいたり、そのとき私が教えてほしいと思っていることの答えを先に言ってくださります。先生の「先を取る」能力にはいつも驚きます。

 

「直心」「自動操縦」の言葉が心に響きました   東京 作業療法士 45歳 男性 YI

 今回も素晴らしいご講義を有難うございました。「直心」「自動操縦」の言葉が心に響きました。そこに心が伴わず、上辺 だけ取り繕うだけではいけない。先生が「心」を強調する意味が少し分かったような気がしました。無意識に気配りや親切な行いが出来る自分に少しでも近づきたいと思います。今後ともご指導のほど、よろしくお願い致します。

 

先をとるという事が何事も大事だと思いました   埼玉 会社員 40歳 男性 YA

 今回、特に驚いた事は宇城先生の後ろに立った時の安心感です。木刀で打たれるというものですが、生徒の後ろに立っているときは、びくっとしてしまうのですが宇城先生の後ろだと、何とも無い事でした。上に立つ人はこうでないと駄目とおっしゃっていましたが、正にその通りで安心感があるという事は下の人が力を発揮できる環境の一つだと思います。 

 宇城先生の動きの真似しても、中身、本質が分かっていないので意味がない。礼をするにも形だけでは意味がなく感謝の気持ちをこめる事が大事だと分かりました。今の教育は知識の詰め込みなので考えるなどの大事な事を教えていないので日本人は柔軟性がなくなって劣化してしまったというのも衝撃でした。学校で教えてくれないなら親、回りの人が教えていかなくてはならず、自分自身がしっかりして、手本となるような行動を見せていけるようにしたいです。

 やはり先をとるという事が何事も大事だと思いました。心配という言葉も心配になる前に心を配っておくというのもなるほどなぁと思いました。先をとることは速いということで、後の事がうまく運びやすいのですが、私はまだ目の前の事ばかりに目がいきがちなのでまだまだ遅いです。少しずつでも意識を変えていかなければと思います。
 人間には物凄い能力があるのに引き出せてないのが本当にもったいないです。そのほんの一部でも引き出すのは普段の生活の積み重ねが大事だと思うので、意識して少しずつでも変化していきたいです。

 今回も貴重なお話、体験をさせていただきありがとうございました。毎回なるほどと思う事、考えさえられる事、知らなかった事がたくさんあります。次回もまたご指導のほどよろしくお願いします。

 

人間の力というのは本当に未知数であると思いました   東京 学生 18歳 男性 KK

 今回も熱いご指導本当にありがとうございました。
  先生が冒頭にお話しされた、「脳は自動操縦していて、意識では追いつかない」というのはとても印象に残りました。意識から無意識に変える。電車でお年寄りが乗ってきたら席を譲っている自分。頭で考えるのではなく、身体に染み付いているからできる、しかし今の常識では理解されないのが現状です。実際に体感すると理屈抜きでした。

 先生の後ろに立って先生と対面してる男性が竹刀を振りおろしても、恐れはなく安心感があり後ろにいても平気でしたが、普通の人の後ろに立つと身体が勝手に避けてました。
 身体は危険を察知でき、考える前に回避する能力があり、人間の力というのは本当に未知数であると思いました。私達は生かされているという謙虚な姿勢が大切だと思います。

teachとeducate は全く違う、前者は先生が覚えたことをただ教えているだけ、後者は気づきがあり、自分達の創造が大切になってきます。大学生という立場にあり、大学で授業を受けるとほぼ全てがteachであり、暗記や詰め込み型のやり方ばかりです。そういう教育が昨今の口だけの政治家、通常では考えられない犯罪、大企業の不正などを生みました、手遅れではありますが私に出来ることは先生の仰る「一人革命」を実戦し、横着で無知な自分と毎日戦うことです。口だけでは今の政治家同じです。辛いことは全て修行と思います。

 先生のお会いするたび、希望に満ち、自信を持てます。毎回、熱いご指導本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。