2017年 東京初級(後期) 第2回 (2017.8.22)

長年刷り込まれてきた常識に違和感を持てない体質になってしまっている
                                           埼玉 会社員 41歳 男性 TM

 講義では「自立と依存」について、自立にはまず経済的にしっかりしなければならない。

 帯を両側から数人で引っ張る検証で、約20名対5名の綱引きをしました。
 最初はやる前から20名の圧勝でしたが、次に宇城先生が5名に気を通して綱引きをすると、5名が圧勝でした。私はその中で引っ張ておりましたが、全く負ける気がしない感覚がありました。不思議でした。しかし事実でした。
 そのまま自分の身体を他の方に持ち上げてもらうと、凄い踏ん張ってほんの少ししか持ち上がりませんでした。これも不思議でした。自分は気が通されている感覚がなく、ただ自信がみなぎっていました。

 さらに驚いたのは、「ヨッシャー!」とよくある気合いのポーズをしてもう一度持ち上げてもらうと、簡単にふわりと持上げられてしまいました。一般的な気合いを入れる動作が、せっかくの気の状態を一瞬で解いてしまう危うさを、身体を通して教えていただきました。

 宇城先生の気の検証を通して、健常者と思っている自分達が、むしろ常識のマインドコントロールに冒されているとご指導いただき、今まで長年刷り込まれてきた常識に違和感を持てない体質になってしまっていると気付かせていただきました。

 これから自分自身何が正しいのかを、宇城先生の道塾やご著書等を通し学び、身に付け、日常や仕事にどう活かしていけるかを自問自答させて頂く日々です。
 この度も貴重なご指導ありがとうございました。

 

一番驚いたのは、間合いの幅の違い   男性 FI

 宇城先生がおっしゃることは、私にとってとても難しいと思いますが、同時に様々な事を気づかせて下さると感じました。この講義に参加している人は、私よりも全然年上の方が多く、 こんなに若いうちから参加するこことができ、とても嬉しく思っております。自分で、気を流せるようになるのは気が遠くなるぐらい難しいと思いますが、この講義を通じて少しずつ理解を深めていきたいです。

 今回は、1回目よりも様々なことを肌で感じられました。 気の通り方、意識の違いによって、力の入り方が全然変わることを身をもって体験することができてとても嬉しかったし、すごいと感じました。 最初は、母に誘われたことで、この講義を受けることにしましたが、2回目の講義を終えてとても興奮し、もっと学びたいと思う気持ちがより高まりました。

 一番驚いたのは、間合いの幅の違いでした。宇城先生は、人に親切にすると少しずつ間合いが広がっていくとおっしゃっていたので、日頃から親切にすることを心掛け、少しでも間合いを広げたいと思いました。空手のことでもアドバイスをして下さってとても嬉しかったです。組手のときにがむしゃらになってしまうことがあるので、先生がおっしゃったように相手の目を見ながら突きや蹴りを出してみようと思います。空手だけでは、身に付かないことも身につけることができるかもしれない大きな可能性に期待し、さらに探求心を深めていきたいです。

 

「見守る」ことの重要性を認識しました    神奈川 バレエ講師 43歳 男性 RI

 今回のテーマの「見守る」ことは、するべきことだとわかっていることでした。 しかし、最近の生活を振り返ると、「見守る」ことを軽視していることに気づきました。
 実習の中では自分が見守られることによって力を発揮できたり、自分が見守った人が大きな力を出すところを見てその重要性を認識しました。 第2回目の講義から10日ほど経ちましたが、宇城先生が言われたように、毎回早く職場に行って生徒たちに声をかけ、見守るようにしていると、生徒たちが一生懸命練習に励むようになってきまし た。
自分を変えればまわりも変わることに改めて気付きました。