2014年 東京初級(後期) 第5回 (2014.11.11)

道塾での学びは人類の夢という大きなレベルのもの   千葉 非常勤職員 男性 46歳 TS

 今回、後期5回目の道塾では、今まで私達が主に現在の学校教育に於いて学んでいた(学ばされていた)ことに、どれだけ間違いが多いか教えていただきました。本来人間が子供の時から備えている可能性を、大人の教育でつぶしてしまう事の恐ろしさを先生は説かれました。今回の実践でも行われましたが、「気」で投げられた人が、また次の人を「気」で投げていく繋がり。今の学校ではこの繋がりを断ってしまうのか、出来なくしてしまうのかと思うと、本当に気分が沈んでしまいます。この人間再生に関する根本の問題から、何とかしようと活動されている先生や道塾の皆さんと共に学んでいる事に対して、私はもっと感謝の心と素直な気持ちで臨まねばならないのに、未だ頭で考え込んでしまう癖が抜けていないようです。行動することを怖がっては進んで行けません。

先日テレビにて、私が憧れていたユリ・ガガーリンの伝記的番組を見ました。鎬を削る宇宙飛行士の選抜競走の中で、彼が選ばれた最大の理由が印象的でした。それは、ようやく完成した宇宙船に、候補生達が一人ずつ乗り込む体験試乗テストをしたときのことです。船内に入る際、彼、ガガーリン一人だけが、さりげなく靴を脱いで乗り込んだそうです。
それは、人類史上初の宇宙飛行をするという自分の夢を実現させるために、宇宙船を完成させてくれた開発者や技術者達への、敬意と感謝の表れが自然に出たものでした。加えてどんな過酷な環境に置かれても、絶やさない朗らかな笑顔。逆境に耐え抜いた人の見せる笑顔は本物の強さを感じさせます。

「人は魅力で人を引き付ける」「深さを知るとは謙虚になることである」この番組を見ている間、ずっと宇城先生の御言葉や道塾での学びが、頭の中から体に向けて離れませんでした。そして自分の中で、心と体が問いかけて来ます。「道塾での学びは人類の夢という大きなレベルのものであり、それを実践を通して教えていいただいてる自分は、果たしてガガーリンのように、本当に謙虚になっているのか」「試練と実戦と、くぐり抜けて来られた先生の滲み出るような、笑顔の奥にある真の強さと御人柄に、自分は本当に敬意を表して日々過ごしているのか」今まで、どうしても思考する頭が邪魔をしてしまい、心が体を動かしていませんでした。
しかし、道塾で学び始めてから、私は少しずつ真理に対して目が開けている気がします。宇宙からの映像を見る度に、私は本を通じて知った言葉「我即宇宙」を思い出します。

今までの知識として、達人の境地としてしか感じられなかったこの言葉。今回テレビを見ながら道塾の学びを重ねていたときに、不思議に、憧れていただけの宇宙が、自分にはこんなに身近なのだという感覚になりました。
まさに道塾において受ける感覚です。これは言葉では上手く表現できませんが、道塾の学びを私の夢に、ひいては人類の夢に繋げるような気概で、これからも挑んで行きたいと思います。
本年も残すところあと1回になりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

気の通った身体で心身ともに強く生きていきたい   神奈川  日本語教師 男性 31歳 TK

 先日は第五回目に参加させていただきました。今回も以前にも増して驚くことばかりでしたが宇城先生がおっしゃることや気の存在についてだんだんと理解できるようになってきたように思えました。
理解できるというと少し言い過ぎかもしれませんが、自分の中で『気の存在や人が地球に、宇宙に生かされている』ということが何ら不思議では無いという感覚が芽生え始めてきたのです。仕事でミスをした時や身体の調子が悪い時などは『今気が散っているのかなぁ』などと思うようになりました。気が通っていなければ身体の感覚も鈍くなり、想像力も欠如し、責任感の無い行動を日常でもどってしまうというサイクルが浮かぶのです。古くからの日本人の習慣を重んじるようにして気の通った身体で心身ともに強く日々生きていきたいと以前にも増して思うようになりました。
次回は最終回ですが、来月もよろしくお願いいたします。

 

サムライ魂の凄さ見事さ大切さを痛感させられた   神奈川 自営業 男性 66歳 KI

 毎回のように気を通され倒された人に触れると次から次へとその人達も触れた順に倒されてゆくという 気の威力の連鎖、コップ一杯の水が速度を増して大河を進み行く原理のように、一人革命は命がけという心=気(構え)で逃げることの無い統一体と自信を持って立ち向い調和させてしまう武の道、サムライ魂の凄さ見事さ大切さを痛感させられた。宇城先生の暖かい波動に包まれながらの二時間余りの講演・実演が今日も楽しく終了したのだが、このままずっと終わらないで楽しんでいたい心地よさを味わっていた。私にとってはバイク事故の全身的後遺症のリハビリ気功治療をも兼ね備えた 月一度の実演会治療はとても嬉しくすがすがしい心身になれ値千金、これも毎回待ち遠しく楽しみにしています。

 

広く深く学ぶ姿勢を忘れない事で、ぶれない軸を持つ事が出来る
東京 WEBディレクター 男性 30歳 KH

 「ご多忙の中、この度もご指導ありがとうございました。今回学んだ大切な事は、広く深く学ぶ姿勢を忘れない事で 物事の本質を掴み、ぶれない軸を持つ事が出来るようになるという事でした。今回先生から、飛鳥時代からの日本人の生い立ちや文化の変遷を教えて頂き その理解の広さ、深さに感銘をうけました。

また、世の中に蔓延する「日本は昔から、、、」というような話の中には、日本の長い歴史からみるとほんの最近の出来事(大正、昭和)を あたかもそれが絶対の事であるかのように過大解釈して語られている事が多い事にも気づかされました。ここには、発信者が、自分にとって都合のいい面だけを平然と絶対の法則のように見せている事にも問題がありますが、受取側も、与えられた情報を自分の都合のいいように解釈してしまい、情報を自分の頭で深く考えようとしていない事にも問題があると感じました。

先生は、人一人が知っている範囲なんて、世の中の1%以下とおっしゃられましたが、その1%の中で自分の損得勘定の奴隷となり必死になってもがく事の愚かさ、悲しさに気づかされました。世の中のほとんど(95%)は未知の世界であり、そこに調和の世界がある事を忘れず、謙虚に、あるがままの世界を受け入れる事が出来る心と体となるよう日々精進いたします。引き続き、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いします。