2014年 東京初級(後期) 第2回 (2014.8.19)

先生や先輩方の影響で、自分が変容し始めていると実感  東京 介護士 45歳 男性 TA

 今回、初めて受講させて頂き、ありがとうございました。 2014年8月19日は自分にとって忘れられない日となりました。今回印象に残ったことは、多くありすぎてなかなか整理できてない状態なのですが、 その中でも特に印象に残っているのは、まず、事務局の方や、受講されている先輩方の自然体の姿勢の美しさです。そして次の日からの変化としては、今の職場(介護施設)で、今年の3月から働かせていただいているのですが、ある入居者の方(90歳代、女性は寝たきり状態)が、 いつも苦しそうな表情をされているのですが、受講させて頂いた次の日(8月20日)に、 自分としてはいつもと同じようなつもりで、挨拶したのですが、笑っておられたので(しかも満面の笑みで)、 びっくりしたというか(初めてその人の笑顔を見たので)やはり、宇城先生や先輩方のオーラの影響で、 自分が変容し始めているんだなと実感しました。宇城先生が、今回おっしゃったことで一番印象に残ったのは、「真心が大切」ということです。ありがとうございました。

 

身体の癖を抜くことの大切さ、素直さを取り戻すことが大切  東京 会社員 28歳 男性 HF

 宇城先生、今回も貴重なご指導ありがとうございました。 今回一番感動したのは手の内の使い方の検証でした。 刀を握るように小指側を意識して他のところには力を入れないで相手の腕を掴むと自分でも 驚くほど振り回されないようになり、またそこから先生に気を通していただくと全く力を入れない、 掴んでいるというより触れているという感覚なのに相手はこちらの手を振りほどけないということが起きました。

この一触は今までの力の概念が完全に間違っていて、全く反対方向にあったことをはっきりと気付かせて頂いた体験でした。 いままで先生に気を通して頂いて相手を投げる検証などを体験していましたが、 それもどこかにまだ従来の力の癖が残っていたことに今回改めて気付かせて頂きました。 「本当に力がいらない」という感動は、同時に筋力トレーニングや空手をしている人の方がその癖を抜くために時間がかかる、 何もしてこなかった人の方が素直に身につくという言葉をはっきりと自覚させるものでした。

そして、それは日常の過ごし方でもあらわれているのだと思います。 先生は歩いているだけでも強くなっていくといつもおっしゃっていることを思い出し、 自分は日々の過ごし方で悪い癖を強めてきたのではないかという事実に思い当りました。 今まで過ごしてきた日常を振り返ると、力で何とかしようとする感覚は日常の中でも数多くあったと思います。 日常で稽古をするということは、こういった癖が出てくる日常のシーンで先生の教えを思い出して直すことなのではないかと思います。

今回は改めて自分の身体の癖を抜くことの大切さ、自分の身体に素直さを取り戻すことの大切さに気づかせて頂きました。 学べば学ぶほど無意識の中にこびりついた自分の癖の多さに気付き、先生の教えの深さに感動させられます。 自分の中の捨てるべきものの多さに落胆しつつも、そのことに気付かせて頂いたことへのありがたさが身に染みてきます。 今回も貴重な気付きを頂きありがとうございました。 これからも引き続き宜しくお願い致します。

 

自分が講義の中で明らかに変わった  千葉 非常勤職員 46歳 男性 TS  

 今回、初級後期2回目の参加は、私にとって大きなものとなりました。 私は自分を変えたい、せめて人並みに自信を持って生きていきたいと思い、 道塾へ参加させていただき、今に到っています。 道塾での御講義そのものの受講中は実に楽しく、面白く、興味深く、緊張があり、 和やかさがあり、真実の中に没頭している自分が嬉しくてたまらないのがわかります。

しかし、今月は身近に様々なことが襲って来て、ついには我を忘れて怒ったり、 投げやりになったり、挙句には熱中症になって倒れてしまう事態にまでなりました。 私の今までの努力(本人はしているつもりなのです)は何だったのだろうと、 途方に暮れました。覚悟はしていたことではありました。つまり、道塾に参加している皆さんは、御自分の社会的地位において活躍しながら、 その世の中に対する貢献度等を更に高め、人々に対して一層尽くさんとして、 学ばれていらっしゃいます。対して私は肩書きは非常勤です。 周囲には、人と競争したり争ったりすることが苦手でお人好しばかりなのが現状です。

正に類は友を呼ぶ、でしょうか。真面目に働けば働く程、大勢の怠け者が楽をして、 働く人間が倒れていく。こんな職場にいては、他の皆さんと同じように学べるはずがありません。 頭の中はこんな思いで満たされ、肝心の心の中はカラッポ。 こんな状態で8月19日、御講義の日を迎えました。初めての気分でした。 御講義が終了し、いつも帰宅が途中まで一緒の塾生と電車に乗りました。 今回の道塾について、話が弾みました。別れた後、手帳にペンを走らせました。 書いている時は無我夢中でしたが、後で振り返ってみて、 これだけの事をあの心理状態でよく覚えていたものだと思えるくらいです。

しかしそれは、自分が御講義の中で明らかに変わったからだと思います。 なぜなら、先生のお話や実践には真実以外はありません。 だから私が自分で、頭の中で勝手に悩んで、その思いで体が支配されていたのに、 真実の力がその体を元の人間の力に戻してくれたのではないでしょうか。 三人で組む実践で私が中央になったり、両側の人が手を強く引くというのがありました。そこで先生が私に気を通され、その後何人も人が左右に繋がりましたが、 手も自由に動き、叩かれても痛くない。思わず声を上げてしまいました。 それは頭の中の嘘の自分が降参したかのようです。

先生がそこで、このようなことを言われました。 自分に繋がる者を指導する者は、この様でなければならない、と。 本当に、事の大小を問わず、真理は真理なのだと感じ入りました。 加えてもうひとつ。先生が生命力のお話をされました。 蓮の花は澱んだ水の中からでも一輪で綺麗な花を咲かせる。 周りがどんなに汚れていても信念を持って行くことが大切だと。 確かこのようなお話でした。私がこの御言葉を聞いた時、本当に無心だったと思います。 そして自分は、本当に幸運だ。今日この言葉が聞けるとは、とも。 未来に繋がらない過去は捨てていき、糧となる経験と記憶を活かして今を生きていきたいと思います。 必ず、社会の為に。今後もよろしくお願い致します。

 

人との関わりの楽しさに気付けるようになった  東京 プロゴルファー 27歳 男性 KT  

 宇城先生、どう出版のスタッフの皆様先日の講義では大変お世話になりました。 ありがとうございます。 今回一番心にピンと来た事は、いかに自分自身が普段から小規模すなわち部分体で 物事を考えてるかという事が実感しました。宇城先生がおっしゃってた私たちの 中心視野は手を前に出して親指を立てた時の親指ぐらいと聞いた時はすごく驚きました。 そして宇城先生に気を通して頂いた時の中心視野の広さの違いに感動しました。 自分の横着や心無しなどが原因で自己中心的になった結果、 中心視野を狭めたり物事を一方向でしか考えられなくなり何事もやる気がなくなり自信も次第に失っていく。 ますば今一度自分自身を振り返り、心で行動する事を習慣化する。 その積み重ねで自信をつけていき、周りの人々と調和して日々生活を送って行きたいと思います。 心の修行よりいっそう徹底します。 宇城先生の教えのお陰で、人との関わりの楽しさに気付けるようになりました。ありがとうございます。 あと宇城先生いつもパワーを注入して頂きありがとうございます。 お陰で私自身日々元気になっていってます。 次回もよろしくお願いいたします。

 

どれもが常識を覆す事ばかり  福島 自営業 55歳 男性 TO  

 会場に着くと、原発事故の影響で震災当時のままの街並みが映し出されていました。 地元の隣町なのでとても複雑な思いで見ていました。 ただ一緒に見ていた方たちとは若干の違和感を感じてしまい、 どうしてだろうと考えるとそれは「わすれかけている」からだと思いました。 いま福島では、避難解除や農作物の安全宣言等、復興に向けて「安全」の大安売りを行っています。

しかし、私の周りでその言葉を信じている人はいません。 悲しいことですが、国・政府を信用していません。 私の家族は、できる限りの注意をして生活をしています。 それは、先生が言われた「想像」することができるからです。不安があります。 今回の受講で先生は、中心に立つ人の影響が回りにどのように及ぼすかを示してくれました。 男性が胸の前で手のひらを合わせ、それを両側から引っ張る。 普通では維持するのが大変難しいのですが「気」を通されるといとも簡単に維持し、また広げる事もできてしまう。 さらに素晴らしいのは、中心に立つ人の意識で触れている人の身体が変わるという検証でした。 それは触れている人の人数が増えても変りませんでした。

国の中心・会社の中心・家庭の中心者の意識で回りが決まる。 とても考えさせられ、我が身を振り返りました。 『磁石は磁力で引きつけ、地球は引力で引きつけ、人間は魅力で引きつける』 先生は、受講中いろいろな検証を見せてくれました。そのどれもが常識を覆す事ばかりです。 しかし、そのどれもが人間がそもそも備えている能力である事。 とても不可能な事でも、先生に「気」を通してもらうと簡単に出来てしまう。 出来る自分と、それを止めている自分。 先生の著書「子どもにできて大人にできないこと」にあるように、思考の問題であり 自身で見えない殻を作っている。 自分では全然意識していない『殻』を少しづつ、アルコール消毒をしながら取り除い ていきたいと思います。

 

子供の方がかしこくまともであることを実感  東京 WEBディレクター 30歳 男性 KH  

 本日も貴重な指導を誠にありがとうございました。 今回もいろいろな気づきを得る事が出来ました。 今回特に印象に残った事は、生きるという事を、 地球規模の広い視野(エコシステム)で捉える事の大切さでした。 福島原発問題の収束が遅々として進まない現状や 昨今の眼を覆いたくなるような悲惨な出来事も、 自分たちの損得感情による狭い視野での判断を あたかも絶対的な正しい判断かのように過大評価してしまいがちな 昨今の風潮が偶々こういう形で事件になっただけであり、 いつ誰が加害者になりうるかもしれない危うさを持った悲劇なのだと感じました。

”生きる”という事を、自分の損得でのみ考えてしまう 傲慢で横着な心が起こしてしまった悲劇でした。 先生にいつも実演で教えて頂いておりますが、 常識にとらわれることなく、謙虚に考え 事理一致した行動をする事の大切さを改めて感じました。 また、子供の素直かつ統一体的な発想や行動にはいつも驚かされますが、 最近知った下記のスピーチを見た際に 先生のおっしゃっていた「子供の方がよっぽどかしこくまともである」 という教えを改めて実感しました。

セヴァン・カリス=スズキ/リオサミット「伝説のスピーチ」
https://www.youtube.com/watch?v=N0GsScywvx0

このスピーチからは、子供の方がよっぽど世の中を広く本質的に捉えていて、 その力強さの前には、損得勘定で動いている弱い大人は黙るしかないという事が はっきりと見て取れます。 本日の教えを心に刻みながら 事理一致の教えに従い、心を鍛えていく事が 唯一無二の本質的な”生きる”道なのだという事を肝に銘じながら 日々の生活に活かしていこうと思います。 本日は誠にありがとうございました。