2014年 東京初級(前期) 第6回 (2014.6.24)

何歳になっても自己変革をすることは可能  東京 理事長 52歳 男性 HT 

 希望に胸ふくらませて入塾した宇城道塾も、あっという間に、最終回を迎えてしまった。
全6回で、繰り返し、繰り返し教えて頂いたことは、 「今の常識は実は非常識である。」ということ、さらには、 「心は身体に優先する。」ということ、この2点が自分の中では強く印象に残っている。

第6回では、「調和」という形が、どのような時に実現するのか、身体を使って、教えて頂いた。
近づきすぎると、関係性は対立になり、遠ざかりすぎると、 無関心になってしまう。適切な距離感を取れたときに、はじめて 調和が生まれるということを、自分の身体を使って学ぶことができた。
適切な距離の時だけ、人を動かすことができるというのは、実に象徴的で、 大きな発見だった。

逆にいえば、どうずれば人は動くのかということを示唆しているように思った。 自分は今まで、空手やボクシングをこれまで経験し、またスポーツジムで ウエイトトレーニングに励んできたが、そうした今までのキャリアが、 すべて無駄だったとは思わないが、かなり遠回りをしてしまったということを、 宇城道塾で気付かされた。 武や力によっては、本当の意味で、人を支配することはできないことを知った。

自分も50歳を過ぎ、正直体力や筋力は若いころに比べれば、衰えを隠すことはできない。
それでは何のために武道を学んだのかわかならいと、悶々としているときに、 神保町の書泉グランデで宇城先生の著作にたまたま出会い、 こうして入塾できたことは、本当に神の導きだと思った。

力や筋肉に依存しない、本物の武道を一端を知ることができ、また「気」が人を動かすことを目の当たりにして、 人は出会いと気付きさえあれば、何歳になっても自己変革をすることは可能なのではないかと勇気づけられた。 まだ初級の6回が終わったばかりだが、これからも宇城先生の教えについていき、 学びを重ねていきたいと思う。そのことを通して、自分を変革させていき、 長年の夢をかなえたいと願っている。 宇城先生、どうもありがとうございました。 そして、これからもどうぞご指導をお願い申し上げます。

 

心に「愛」をもち、実践のエネルギーをもって行動  神奈川 スクール経営 52歳 女性 KF  

 半年間、ありがとうございました。 写真もお送り頂き、ありがとうございます!
最終回では、人との距離で「対立」「調和」「無関心」を感じるポイントがある、 というところが大変興味深かったです。 ただ人数と時間の関係で、そのポイントを感じる実践が出来ずに 終わってしまったのが、ちょっと心残りでした。 「調和」する、とは・・・?と悩んでいたのですが、 「人が喜ぶことをするのも調和よ」との先生のお言葉で少し身近に感じられました。

心に「愛」をもち、実践のエネルギーをもって、 相手が嬉しいと感ずることを行動で示せるように心がけられたら、と思います。 また、懇親会もいろいろな方とお話させて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。 自分を変えたい!日々修行!・・・でも上手くできない! ・・・などともがいているのは私だけではないということ。 そして、その同士のような方々との交流でさらにもがいて行く勇気を頂きました。

宇城先生とのお酒を介してのお話も、とても楽しかったです。
「人は魅力でひきつける」・・・かくありたし。
力の出し惜しみをせずにチャレンジを続け、 自分のエネルギーを大きく育てて行けたら、と存じます。