2016年 大阪初級(前期) 第2回 (2016.2.2)

塾長の教え まさに心の教育だと実感しました  大阪 公務員 41歳 男性 TA

 受講させていただき、ただただ驚きの連続です。私には4人の幼い子供がおり、我が子達に伝えることができればと思い参加させていただきました。我が子達と接する中で、子供達に本来備わっている能力を日々削いでいってしまっているのかと反省しています。多くの大人がこのような真実の力を知り、一人でも多くの子供達に伝えることができれば社会にとって大きな効果になるのだと実感しました。自分自身、すっかり本来持っていた能力を発揮できない固定観念に縛られてしまったのだと思います。怖れを根付かせ、利己的な考えに染まっています。受講して、この観念が何より邪魔をしているのだと思いました。調和、思いやり、感謝等が素晴らしい力を発揮する上で大切なのだと実感しました。自分だけ良ければいいという観念をなんとか手放したいものです。世の中には、見えない大いなる力が存在しており、その力を大いに発揮するにはやはり思考、観念等といった内面が何より重要なのだと実感させていただきました。 今回初めて宇城塾長の教えを受けていますが、まさに心の教育だと実感しています。

 

「引き出す」教育とはどういうことなのか、身をもって教えていただいた  大阪 教員 28歳 女性 SS

 今回初めて道塾に参加させていただきました。 これまで講習会等にも参加させていただきましたが、比べものにならないほど濃密な時間を過ごさせていただきました。 自分の中で、特に印象深く残っているのが、宇城先生に言っていただいた「途中で止まってはいけない」「思い切ってやってみなさい」という言葉です。
 一つ目の言葉は、四つん這いになった人に向かって歩いていき、そのままの状態だと相手にぶつかるだけで、どれだけ力を入れても相手を倒すことができないのに、気を通していただくと相手を倒すことができるという実践を行っている際、他の塾生の方ができている中、相手にぶつかったまま止まってしまった私に宇城先生がかけてくださった言葉です。こちらを見ていたわけではないのに、瞬時に私の方を向いて言葉をかけてくださったときは本当に驚きました。同時に、宇城先生の視野の広さ、全体を見るとはどういうことなのか、ということを体感したように感じています。
 二つ目の言葉をかけていただいたのは、道塾の終了間際、前に突き出した相手の腕を、手を思い切り振り下ろして叩くという実践をさせていただいたときでした。気を通していただいた後、振り下ろした手が止まってしまったとき、上記の言葉をかけていただき、もう一度やったときには、自分の手は痛くないのに手を下まで振り下ろすことができました。
 私は昔から「できない」ことに怯え、挑戦することから逃げてばかりでした。今でも、新しい環境や物事に取り組むときは怖気づいてしまい、逃げ道を考えてしまうことが多々あります。途中で諦める自分、できなければすぐにやめてしまう自分。あの一瞬で、できない自分を見透かされた気がして、宇城先生の言葉が胸に刺さりました。 しかし、本当に感動したのは、思わず俯いてしまいそうになった私の背中を押してくださり、できる自分を実感させていただいた宇城先生の深い愛情に触れたことです。
 実際にできたことが自信につながる以上に、心がとても温かくなりました。宇城先生のおっしゃる、「教え込み」による教育ではなく、「引き出す」教育とはどういうことなのか、身をもって教えていただきました。
 まだまだ不安になることも、諦めそうになることもあるかもしれませんが、宇城先生に教えていただいたことを大切にして、まずは自分と向き合い、変わっていきたいと思います。 本当にありがとうございました。

 

地に足をつけ、ぶれない心で何事にも向かっていきたい  大阪 教員 32歳 女性 AT

 宇城先生、昨日は第2回大阪道塾初級にてご教授頂き、有り難うございました。まず始めに見せて頂きましたDVDでは上海(中国)のイメージを覆されました。日本にいると、中国の悪い話しか情報としては入ってきません。日本人は優れていて、中国人は劣っている、そういった隔たった情報しか知らない日本人は多くいるのではないでしょうか。しかし、実際に宇城先生と接しているセミナー参加者の方々の様子からは誠実さと、勤勉さを感じました。中学生の中国チャンピオンの方が宇城先生とお話ししている姿は、本当に中学生かと思わせる表情と雰囲気を持たれていて、600キロも離れた場所からでも先生のご指導を受けにくる情熱が伝わってきました。セミナーが40度の熱さの中行われたとは思えない空気感を創りだせるのも、宇城先生の気のお力なのだと感じました。

 『大河にコップ一杯の水』のDVDからは、1つの道を突き進んだ方々が、まさに進化を遂げられている様子が伝わってきました。みなさん、自分の中に眠っている潜在能力を、鍛錬の中で目覚めさせた方々なのだと思います。本を読むことが楽しみになりました。

 その後の実践では、四つん這いになった人に向かって歩いていくと、相手を動かすことができないのに、気を通して頂くと簡単に相手を倒すことができました。地に足がつくとはまさにそのことであり、自分の進みたい道を真っすぐに進むということができていない自分に気付かせて頂きました。「木だと枯れている、実がならない。」という先生のお言葉が胸に刺さりました。
 自分の中にも間違いなくあるはずの力を出せなくしてしまっている、そのことへの悔しさと、危機感を感じずにはいられません。3歳の子どもは正座をしている大人を押すことができるのに、私たち大人にはできませんでした。このことも、人間は生まれながらに完成形であることを教えてくれています。体が気によりやわらくなり、筋肉が伸びることも、クビを背後から締められそうになっていても気が通っていれば気付くことができることも、全て自分の中に本来あるはずの力です。それをできなくさせているのは自分自身であり、退化させてしまっているということです。  
 先生がいつも鍛えるのではなく、気付き、引き出すのだとおっしゃっている意味をやっと理解したように思います。ついつい自分の心を鍛えるだとか、体を鍛えるとことを頭で意識してしまうのですが、その時点で部分体になってしまっているのだと思います。  

 世界の情勢が日々ものすごいスピードで変化する中で、自らが変わらなければ、大切な人を守ることはできません。学び続け、気付くこと、真実を知り、逃げないこと、いかにこのことが大事なのか、宇城先生のお話を聞かせて頂くたびにその想いは強くなっていきます。
 日本は教育が駄目にしたという事実はありますが、裏を返せば教育から再び変えていけるということです。そのためには時間がなさすぎますが、子ども達を守るために、スピードをあげて、ファミリーを増やしていくしかありません。そのための一人革命です。私個人として何ができるのか、自閉症の方が書かれた絵や切り絵のように、「えっ!?」と思えるようなものは何もない私ですが、自分にできることをやり続けるだけです。動かなければ何も起こらない、そう教えてくださった先生のお言葉が私の背中を押してくださいました。そしてそこで満足をし、とまらないこと、決断をできるだけの判断力を持つこと、このことを常に頭に置き、忘れないように日々行動していきたいと思います。
 宇城先生がいてくださることで、まだまだ不安になることはありますが、行く場のない恐怖はなくなったように思います。そうはいいながらも、まだまだ思うようにいかず、力不足を感じずにはいられませんが、地に足をつけ、ぶれない心で何事にも向かっていきたいと思います。

 第三回の道塾は出張のため参加できませんが、宇城先生にいつも気付かせて頂いていることを忘れずに、香港で新たな学びができればと思っています。次、宇城先生にお会いできるのは4月になり新年度が始まってからとなります。それまでに少しは成長していられるよう、日々自分と向き合っていきます。今後ともご指導、ご教授のほど、宜しくお願い致します。

 

初めて道塾、とても充実した1日になりました  奈良 製造業 27歳 男性 MY

 初めて道塾に参加させて頂きました。1月16日桜井高校での実演会とはまた違った凛とした雰囲気があり、身が引き締まりました。
 まず最初に驚いたのは、宇城先生に見せて頂いた自閉症の方の作品の写真です。落ち葉で作られた干支と電車のスケッチ画は何とも言えない美しさでした。自閉症の方や書家の金澤翔子さんの話で、部分体ではなく全体として物を観ているとおっしゃっておました。私はグラブ職人としてグラブ製作に携わらせて頂いていますが、どうしても各パーツの部分体として観て製作していることに気づかされました。
 宇城先生の実演では、 感覚的に「出来た!!」というときと、「自分は出来ているのか!?」という時があり、自分が気づかないうちに身体が平和ボケしているのではないかという気になりました。ただ、宇城先生に『気』を入れて頂いた時はやる前から出来るという感覚がありました。
 帰りの電車は1日の終わりに近づき疲れているはずなのにむしろ元気で『やるぞ』という気になっておりました。とても充実した1日になりました。ありがとうございます。