2015年 大阪初級(後期) 第1回 (2015.7.7)

どんな化学反応がおきるのか楽しみです   兵庫  学生 女性 13歳 TM

  いろいろな話をお聞かせ頂まして、ありがとうございました。そして、皆様がお待ちしている中、フルートの練習をして頂きましてありがとうございました。

 あれから、腕を閉じた時の音と、先生におそわりボールを意識して、ふいた音のビデオをとりました。しかし、もう腕を閉じた時の音ですら、以前と同じ音は出ず、それどころか体がかゆくなって、ふいていられませんでした。

 7月19日の発表会に向けピアノと音をあわせて練習をしていても、私は特別変わった練習をしてはいないのに、「ものすごく練習して来たね」と毎回ほめられました。
 発表会の時は、私はまだまだ、テクニック不足や練習不足がありますが、音がきれいだとほめてもらいました。

 今回の発表会で、私は、音の輝きと心?気?何?かがわかりませんが、空間における化学反応があることに気がつきました。メールでビデオをおくれませんでしたが、今度、ぜひ、見てください。
 次回の講義も楽しみにしています。スイスでは、どんな化学反応がおきるのか楽しみにしています。
また、ご報告させていただきます。

 

謙虚になる姿勢を忘れず、少しずつでも前に進んでいきたい   奈良 主婦 女性 51歳 HO

 今回は「事理一致」について、技術の正しさの「事」と心の正しさの「理」が揃ってこそ本物の力が発揮されることがわかりました。優れた技術的を持っていても心が育っていなければ先はありません。この世は「積の法則」で成り立つことも教わりました。「和の法則」だとできることのたし算で、できないこと(0評価)が加わってもかわりありませんが、かけ算ではたったひとつの要素でも0であれば すべてが0になってしまいます。人より優れた能力をもちあわせていても自分のことばかりでまわりのみえないことでは残念ながらゼロです。バランスのよい人にならなければなりません。私には常にさけて通っている苦手なことがあります。できないことにむしろ開きなおっていました。できることでカバーすればいいと思っていました。 しかし、そう思っている限り、いつまでたってもゼロです。「1」にすることで先が広がるように思いました。 先ず0から1にしてみます。
「進歩成長するとは変化すろこと。変化するということは深さを知ること。深さを知るということは謙虚になること。」 謙虚になる姿勢を忘れてはなりません。毎月、宇城先生に気づかせていただき少しずつでも前に進んでいきたいと思います。

 

今までは考えつかなかった変化が体に起こっていることを実感   兵庫 会社員 男性 38歳 HS

 5月に行われました大阪での体験セミナーに参加し、さらに深く体験できたらと思い入塾を申し込みました。 これまで正しいと思ってきたトレーニングや体操は逆に体を弱くし、延いては頭も悪くする、という衝撃的な事実を分かりやすい体験を通してご説明頂きました。また日本人としての歴史に根差したアクションを取る、例えばきちんと感謝をもって相手に一礼する、フォークやナイフではなく箸をもって食事していることをイメージして立つ、などすると、今までは考えつかなかった変化が体に起こっていることを実感し、更に深く知りたいという動機付けとなりました。セミナーの冒頭で特攻隊や君が代についての認識の誤りについて説明で、正しく物事を認識することで腑に落ち、自信をもって行動することができるようになる、とお話しされており、大変心に残りました。このように、真実を明らかにして納得し、それが行動に活きる、というあり方は、世の中の理を正しく捉え、自分もその理によって構成され生かされているということを知る、ということであり、そうした後にその理に従い気を通す、調和するといった現象を再現性のあるものとして具現化できるのだろうと思いました。

 

実践を通して 「気」の存在を示してくださる   京都 教諭 男性 41歳 HI

 3期目の道塾受講となります。しかし、3度目だからということで、「以前にも聞いたことのある話だし・・」と、同じ話のように感じることは一切無く、宇城塾長のお話には、いつも「深さ」があり、素直に新鮮な気持ちで伺うことが出来ます。よく「何を話すかではなく、誰が話すかで言葉の重みが変わる」と言われますが、まさに宇城先生が途轍もない深さを持っておられるので、我々が謙虚に受け止められるのだと思います。また、実践を通して 「気」の存在を示してくださるので、他の方や書物にはない説得力があるのだと思います。
 2014年の大阪初級でお世話になって以来、宇城先生とのご縁が、1年間を迎えるようになりました。受講する以前の自分と現在の自分を比較した際に、明らかに気持ちの持ちようが変化したことに気付かされます。宇城先生が常々仰る「事理一致」が、自分の中の遺伝子と言いますか、心の奥深い所に、少しずつ刷り込まれつつあるのを、ハッキリと感じます。以前は、生徒を指導する際、事が起こってしまった後で、怒りを込めて叱っていた・・・上から目線での事後指導であったと思います。しかし、今は自分の生き方・生活態度を裏表のないものにし、その態度を生徒に示すことで、大きな事故を未然に防げるようになってきたような気がします。この事は、宇城先生の姿勢を間近で拝見しているうちに、自然と身に付いてきたことのように思います。 とは言うものの、今の私ではまだまだ中途半端で、生徒には何も施す事が出来ておりません。これからより一層精進し、自分革命・一人革命の道を歩んで行く所存でございます。 つきましては、今後ともご指導とご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 

改めてはっとさせられる内容ばかりでした   岡山 石材販売 男性 49歳 SS

 これからの私の空手人生をどうやって過ごそうかなあ、というような目標も特になく、ただ今までやっていた空手には多少の疑問があり、何かないかなあ・・・といった感じの、ただ強そうに見える空手、使うことのない技術に少しさみしい感覚を持った日々を送っていました。そんな中、宇城先生の空手に出会わせていただき、「気」ってどんなものだろう、というのが正直な気持ちでした。そして、まずは受講させていただくことが、一番わかりやすいと思い、今回から参加をさせていただきました。
 始まってすぐに「特攻隊&同期の桜」、次に「君が代」と、いったいなにがなにやら・・・。そして、目標に対する深さの追求、また、日本人としての誇り、そして全ての基となる心、礼儀の大切さを教えて頂き、改めてはっとさせられる内容ばかりでした。日々の生活の中で、ついやってしまっているごまかすという行動の無意味さ、またそれを気付かずにいることに気付かせていただきました。また、ぶつからずに調和する大切さも教わり、最初の疑問であった「気」って?いうものがぼんやりとわかったような気がしました。
 今回のセミナーを通じ、人生は真剣に生きる価値のあるものであるとともに、今の自分の立ち位置を改めて認識できたように思えました。ありがとうございました。

 

日々実践をくりかえし、「一人革命」を実行していきたい   大阪 教諭 男性 34歳 JM

 前期から引き続き、参加させていただきました。
 まず「事理一致」という言葉が思い出されます。「事=身体の正しさ」、「理=心の正しさ」が一致していることを、宇城先生が「うまく手と手とが触れ合えば音がする」と表現され、身体にしみいるように腑に落ちました。最近、職場でさまざまなことがあり、頭で考えるけれど、動けなくなることを思い出しました。もしかしたら、身体が心とかみ合っていないような感じに思えました。
 実習では、正しい答えを言ったときには、上げた腕が強く芯があるように思えましたが、間違った答えを言ったときには、ほとんど力が入らずに、腕が下がりました。宇城先生が、「木は土(地球)からエネルギーをもらう。人は、重力がかかりエネルギーをもらう」とおっしゃりました。「重」と「力」で「動」と言われ、人間が動くと「働」になり、漢字のすばらしさにも触れておられたのが印象的でした。またアイデンティティとイデオロギーのお話では、立ったときに腰を押され、すぐに前のめりになっていたのに、箸をもち、お茶碗をもつ姿勢になると、自然に強くなりました。5人1列になった方々を押そうとするところ、はじめはまったく押せませんでした。けれど、目を合わせ、両手を身体の側面につけた状態で、先頭の方の目をみて、深く礼をすると、一番後ろの方までも押せました。
 今回、繰り返し言われていたキーワードは、「深さを求める」ということでした。目標をおいかけて、表面を薄く広くめざすと目標を達成したとき、目標を見失ったときに、薄い人間いなってしまう。けれど、目標でなく、人間の深さを追い求めると、どんなことにも動じなくなるということでした。
 次のどう塾までに、日々実践をくりかえし、「一人革命」を実行していきたいと思います。後期もよろしくお願いいたします。