2018年 熊本 第3回 (2018.8.3)

瞬時に人を変えることができる先生の大きな魅力を再認識   大分 男性 KH

 冒頭のビデオ上映では、椅子に座った右脚が動かない人が、前の椅子に座る人次第で右脚を上げられたり動かせなかったりの映像がありました。
 宇城先生が前に座ると、二人の距離が遠くなっても動かせるという常識では考えられないものでした。この素晴らしい映像で参加者皆の心も表情も明るくなるものでした。

 先生がおっしゃっていた「答えは身体が知っている」というお言葉、私は様々な実体験を通して身に染みました。気を使うことが、相手にも自分にもエネルギーをもたらすということ。通りすがりに「大丈夫ですか?」と声をかける場合と、気にせず(無視して)通り過ぎる場合とで、身体が重い・軽いが歴然と違っていました。
 こういう体験をさせていただくことで喜びを感じ、同時に日常の職場での自分自身の行動が「同僚・部下に気を配れているのか」と反省する機会を与えていただきました。

 今回の道塾では初参加の人が先生から、勝手な行動について指摘を受けていました。その時の強張った人を寄せ付けないみたいな表情が、道塾が終わるころになると声をかけやすい明るい笑顔に変わっていました! 瞬時に人を変えることができる先生の大きな魅力を再認識いたしました!

 学んだことを会場に置いたままにせず、少しでも持ち帰りまずは日常に活かせるように行動して参ります。ついつい自分に甘えてしまいますが日常で精進し、空手にもつなげていきたいと思います。

 いつも素晴らしい体験をさせて頂きまして誠に有難うございました。先生と同じ空間で過ごせること、教えをいただくことで心も身体も元気になります。次回の道塾までに少しでも成長できるように生きていきたいと思います! 。

 

先生に学ぶにあたって一番大切なことは何か?無心であること   大分 自営業 58歳 男性 TM

 冒頭に先生がご指導されたベルリン空手セミナーのビデオを見させて頂きました。
 フルコンタクト空手を数十年修行してきた高段の猛者達が相手です。背丈が大きな相手の繰り出す攻撃に、姿勢も呼吸も一切乱れることなく圧倒する先生。その技は美しく、勝負は瞬間で決まります。

 宇城先生の世界は次元が違います。筋力では日本人を圧倒する外人でさえ、パワー空手に限界を感じています。レベルの違いを肌で感じた受講者の感想文が素晴らしいです。
 一から学ぶことが嫌で多くの生徒が離れても、宇城空手に変える決断をした方々の勇気に感服いたします。弟子の決断を、大きな心で受け入れて下さる先生のお心に感動をいたします。

 通常の腕立て伏せをする。腹這いになり、背中に乗られると耐えられない。立ち上がり腕を伸ばして、上から押さえ られると簡単に下がる。宇城式復活体操の腕立て伏せをする。腹這いの背中に乗られても何ともない。腕を押さえられても下がらない。身体は瞬間で強くなりました。
 1+1の足し算 をする。正解を言うと強くなり、間違えると弱くなる。検証によりスポーツ的トレーニングは間違いであることがわ かります。

 大相撲界では、横綱、大関の休場者が多数います。昔のように四股や基本的な稽古ではなく、ウェイトトレーニングによる身体作りをしていると想像できます。大鵬が活躍していた時の大相撲が本物であると思います。品位も強さも 感じない現在の相撲は、別物になってしまっていると感じます。
 頑張るほど怪我をする身体になる、それがスポーツですから皮肉なことだと思います。

 新幹線と飛行機は永遠にすれ違うことがない、という先生のお言葉は府に落ちました。自分の過去の経験値での解釈が正しいと思っている人が多いです。勉強不足からくる勘違いと自惚れを一生続けてい くことになります。

 アインシュタインの計算式でさえも現実の世界で蘇らせて検証される先生。
 宇城先生に最高峰の学びを受けられる私達は幸せであり、パラダイムシフトをする可能性のある道を歩めています。

 しかし、自分の過去を捨てきれず、元の道に戻る人も存在するという現実があります。宇城先生の人生に憧れても、自分を変えていく難しさを目の当たりにさせられます。

 私自身、長年フルコンタクトで身に着いた癖が邪魔をしますが、師を裏切ることなど想像できません。しかし、言葉は嘘です。内部被爆同様、一度身についたフルコンの癖は薄くなることはあっても0にはならないのであろうと思います。
 しかしながら、宇城先生に学ぶことで自分の人生を死ぬ時が最高にすることはできます。生涯を通じて、宇城先生に学び続ける覚悟を私はしています。

 右足が不自由な男性に、足を上げる動作を先生が映すと、男性は足が上がります。他人がやっても動かない。秘書の方では一定距離内で映りましたが、先生は距離など関係ありませんでした。
 現在の医学の世界ではありえない。医学界最高峰の知識と技術をもってしても不可能なことを、先生はやってのけら れます。

 硬式ボールを握ることなく、ただボールに指をのせているだけなのにボールを複数が引いても動かない。先生は何の準備をすることもなく、流れの中で奇跡(我々からすると)を起こされます。常識ではありえないことが、先生の世界ではありえる。新しく何かを学ぶ場合、過去の経験や知識が多少なりとも役立つことが多いです。しかし、宇城先生に学ぶ場合は全く役に立たないどころか、かえって邪魔をします。

 先生に学ぶにあたって一番大切なことは何か?無心であること。道塾でご指導頂いて10年になりますが再認識をいたしました。今後とも厳しいご指導をお願い申し上げます。