2014年 岡山 第4回 (2014.11.25)

統一体となり、調和することでもっと幸せになれる   大阪  学生 女性 21歳 YT

 一年間ありがとうございました。ほんとうにありがたい学びを得ることができました。何よりも宇城先生をはじめ、皆様と時間を共有できたことを嬉しく思います。手の甲をつねっても感覚が鈍くなってあまり痛みを感じないが、気を通すと痛くなる、、、といったことから軽い机を持ち上げる、そこで気を通すと重くなり、持ち上げるのも大変になる。普段鍛えたりして使っている力は、調和の気にはかなわないことや目には見えなくても気は身体で感じることができるのだという体験をし、そしてまずは日常の所作、気遣いの心、感謝の心が大事であることがよくわかりました。気持ち一つでその後は大きく変わるんですね。統一体となって調和することで私たちはもっと幸せになれるのだと思います。日々の積み重ねから頑張ろうと思います。ありがとうございました。

 

人は自ら学ぶ事によって素晴らしい能力を発揮できる   島根  会社員 男性 51歳 SA

 宇城先生、今年も多くの事を教えていただきありがとうございました。
最初に見せていただいた映像、11歳の少女が辺りの空気と一体になったように踊る姿、絵の上手な少女の成長過程での素晴らしい作品の数々、何も教えられず独学で踊ったり、描いたとのこと。人は教えられなくても自ら学ぶことによって素晴らしい能力を発揮できることを教えていただきました。多くの子供達が素晴らしい能力や可能性を持っていても、画一的な教育によって人と違うと、個性とは見なされず、排除または矯正され能力を十分に発揮できない状況になっているのが日本なのかなと思いました。

講義の中の水の話では、自分も恥ずかしながら普通に「水は高い所から低い所へ流れる」という考えしか浮かんできませんでした。重力により地球の中心に向かう、液体の状態だけでなく、固体で動かない、気体で上に上がるという答えは出てきませんでした。もっと柔軟な発想や深さを持った答えが出るように、いろいろな面で視野を広げて学んでいかなければと思いました。

実技では2人で腕を組んでお互いに相手を投げて、投げられて回転していく体験をしました。普通では出来ない、寝た状態で大人を次々と投げれる大きな力、また投げられているのになぜか心地の良い状態、相手と調和しているからだと思いました。この実技以外にも、普通では絶対に出来ないことを見たり、身体を通して体験させていただきました。時計では一定の時間も、楽しいと早く感じ、楽しくないと遅く感じる話をされましたが、「道塾」の時間は気がつくともう終わりの時間なのかと、時の経つのが早いです。日常の生活では頭で考えるのではなく、心からの行動、相手と調和する心を忘れずに行動していきたいと思います。