2014年 岡山 第3回 (2014.8.26)

周りの問題を自分のこととして考え行動していく  愛知 会社員 48歳 男性 SI

 今回、冒頭に見せていただいた、セヴァン・カリス・スズキさんの「伝説のスピーチ」に衝撃を受けました。 自宅でもYou-Tubeで繰り返し見ました。 12歳の子が、「50億人の人、3000万種類の生物は大家族」であること、 「大家族の1人として何をしなくてはいけないのか」、「分かち合うこと」を説き、 世界中の子供・地球上の生き物のために、12~13歳の子供たちで環境保護活動をし、 自分でカナダからブラジルまでの旅費をためて地球環境サミットに参加し講演をしていることに大変感動しました。

スピーチの最後の「行動で示して下さい」という言葉がグサッと心に突き刺さりました。 私は、1992年に、このようなスピーチがあったことをこれまで全く知りませんでした。 このスピーチを聞きながら、自分は、これまで、貧困、環境、社会、他人の問題について、無関心であった、 真剣に考えていなかった・・と反省するばかりでした。全ての人、動物、植物などは宇宙の一部であり、 つながっているという意識を持ち、世の中、自分の周りの問題を自分のこととして考え、 行動していかなれければならないと思いました。

本日の講義では、先生から「大宇宙」で生かされている自分、自分だけの「小宇宙」というお話をいただきました。 私は、「小宇宙」の狭い考えになることが多いと思いますので、自分、人、地球上のすべてのものが大宇宙の一部であり、 大宇宙に生かせていただいているという感謝の心・謙虚な気持ちを持ち続けたいと思います。 また、事理一致とは、宇宙の真理・法則=「理」と自分の行動・生き方=「事」を一致させること、 宇宙の真理と調和した「良い循環」は広がっていき、「悪い循環」は行き詰まるとのお話もいただきました。

自分の行動を宇宙の真理と調和させ、自己中心の「悪い循環」ではなく、「良い循環」を生みだす生き方したいと思います。 本日の実践では、気によって足が重くなる実践に驚きました。気を通した蹴りなどは本当に恐ろしいと思いました。 気の通った身体の凄さを改めて感じ、気が通る心の持ち方・生き方をしていきたいと思いました。

道塾を受講するたびに、自分の問題点、足らない点に気付かせていただけるように思います。 また、先生が広い視野を持ち、様々な問題について物凄く勉強され、私たちにご指導下さり、大変刺激になります。 同時に、自分の視野の狭さ、不勉強、行動ができていないことを反省いたします。 今後も、人としての心を持ち、人のため世の中のための行動ができるよう精進したいと思います。 宇城先生、道塾事務局の皆様、今回も誠にありがとうございました。

 

学んでいるのは当たり前のことだと実感  岡山 インストラクター 35歳 男性 SS

 今までは、私は宇城先生から特別なことを学んでいるという意識でした。 しかし今回の道塾で、学んでいるのは当たり前のことだ、と感じました。 最初に見た福島の現実、セヴァン・スズキさんのスピーチを聞いて 「ああ、すごいな。」と思いましたが ふと、「いや、これは当たり前のことなんだ。」と感じました。 放射能が生物に及ぼす影響も事実であれば対処できない環境破壊も事実。 それは原因と結果の当たり前の事実です。当たり前のことです。

そして無知の怖さと、行動力のなさをも考えさせられました。 また、私自身の視野の狭さも感じました。 少しずれただけの指が見えなくなってしまう事実。 中心視野の狭さに驚き、そして恐ろしくなりました。 視野を広げることは言葉では理解していましたが身体ではまったく理解していなかった。

しかし、先生に気を送っていただいたら途端に視野が広がった。 腕を両側から掴まれた状態でも本が読める(つまり中心視野が広がった)! 私の身体には、そういった素晴らしい能力がある。 それは当たり前のことなんだ。 でもその能力に自分で蓋をしているのも事実。 では蓋を取るためには、常に統一体であろうとし、利他の行動をする。 今回は、そんな当たり前でシンプルな答えをいただいたような気がします。 (もちろんそんなに単純なものではないと思いますが) 後は迷わず行動します。今回もありがとうございました。