2017年 名古屋 第3回 (2017.8.22)

一瞬、一瞬「自分を生きる」   岐阜 主婦 44歳 女性 YT

 今回、自分の心に一番残ったのは「人は生まれながらに完成形」という言葉です。
 正しい・正しくない、良い・悪いではなく、すべての人は一人として同じ人はいなくて、みんなそれぞれで、完成された「個」であるということです。
 「常識」に振り回され、常に良い・悪い、正しい・正しくないという判断を自分に対しても人に対しても無意識にしているが、それはあまり意味のないことなんだと思いました。

 この地球も、私たち人間も、宇宙から見たらほんのちっぽけなものにすぎず、生かされている存在なのに、日々の暮らしの中ではそんなことは忘れ、自分のことも人のことも「良いか・悪いか」で考え、不安から他人を思いやる余裕もなくなり、「私は、私は」と私欲がうずまく今の世の中、人類も来るところまで来てしまったけれど、その現実の中でしっかりと生きていくためには「自立」することが大切だというお話も印象に残りました。それは、一瞬、一瞬「自分を生きる」ということだと思います。

 そして、私は母親として、「子供を産んだからには子供への責任がある」という言葉も心に残りましたが、この塾で実践される数々のことを自分の子供にも体験させてあげたいなと思いました。

 

「常識」でマインドコントロールされていると実感   愛知 会社員 51歳 男性 SI

 宇城先生、今回も素晴らしいご講義と実践をありがとうございました。

 帯を引っ張る実践で、自分が「常識」、「思い込み」にとらわれていることがはっきり分かりました。 「帯は固い」と思い込み引っ張っているので、伸びるわけはありません。でも実際には、先生が気をかけると伸び縮みしますし、横で見ていても伸び縮みするのが分かりました。

 この実践で、先生がいつもおっしゃっている、「常識」でマインドコントロールされているとは、こういうことなのかと実感できたような気がします。日常生活でも、無意識に、「常識」、「思い込み」で行動してしまっているように思います。

 先生から、「常識」が未来に行くこと、今を変えるのを妨げている旨のお話をいただきました。自分も、「常識」、「思い込み」で自分を縛り、制約し、自分を変えられないでいるように思いました。「常識」、「思い込み」捨てる、自分の非常に狭い世界に入らない、自分の殻に閉じこもらないよう気を付けたいと思います。

 塾生の列を押す実践で、先生の間の取り方、歩き回ってどの位置にいても皆と調和しているのを見たのは驚きでした。これは、先生の皆を包み込むような心、安心感、信頼感、魅力から来るものなのか・・と感じました。自分もこのような姿を目指したいと思いました。

 また、先生が木刀を持った塾生と相対する姿は、本当に印象的でした。立った姿を見ただけで、全ての準備ができている、どのようなことにも対応できるのが分かりました。自然で、これが相手に入る、調和するということなのか・・と感じました。 どのような状況でも、このような姿になれるようになりたいと思いました。

 今回も、本当に多くのことをお教えいただき、ありがとうございました。先生の姿を見て、直接ご指導いただけること、本当にありがたく思います。
 次回も大変楽しみにしております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。