2016年 大阪中上級・B 第1回 (2016.2.3)

まずは自分を見直さなければ、子どもや孫に申し訳ない   滋賀 教員 50歳 男性 TF 

 『道』に掲載されていた小児科医真弓定夫先生は、昭和20年が起点となってアメリカによる日本人を劣化させる政策が始まり、それに乗じて金儲けのために国民の健康や安全を食い物にした企業や支配層の横暴、また真実を伝えず、その片棒を担ぐようなマスコミの在り方も問い、また何よりもそれに気づかず流されるままに生きている国民、自らの身体や心を痛めるような生活を選んでいる国民の責任がいかに重大であるかを看破されていました。このことは宇城先生がかねてからおっしゃっていたことでもあり、真実を伝え、心ある行動を実践している方々が、力強く繋がっていく様子に驚きと感動を持ったなかで迎えたこの度の道塾でした。

 今回は様々な映像や画像で具体的にわかりやすく教えていただきました。その中で障がいを持った方の驚くべき能力に感動を覚えました。先生が「あなたがたには何がある?」と尋ねられた時ドキリとしました。
 宇宙の神秘と調和した彼らの能力に人間のすごさ、すばらしさを感じます。超一流のスポーツ選手でさえ、統一体やさらには気の世界は次元の違う世界ですが、私のような凡人ははるか彼方のことなのだと思います。「自然体」がどんな状態なのかが分からないほど劣化し、奴隷になってしまっていることに気づかせていただきました。
 自分は「健常者」であると思っていましたが、本来の生物としてのヒト、統一体の見地から見ればまさに「異常」な状態です。そして異常な者同士が社会の「常識」を作り上げ、対立的なものの見方で、人間本来の素晴らしさを持っている人に対して特別扱いや自分たちの常識に当てはまらないからと疎外しているということに気づきました。感覚が鈍磨していると、人は理屈をこね、粗暴になり、横着をし、見える力に頼ろうとします。自分の行動を見ていると本当にそうだと思います。これは統一体の自分を経験させていただいたから見える自分の姿です。
 自分、子、孫と三代続けばDNAとなる、と先生がおっしゃいましたが、本当にまずは自分を見直さなければ、子どもや孫に申し訳ないことになると強く思い知りました。ご指導ありがとうございました。

 

先生が導いてくださる統一体、調和の世界へ一歩でも近づきたい!  奈良 教員 52歳 女性 TT

 宇城先生は武道家、技術開発者、経営者であるため、あらゆる立場の見解や、また、分野にとらわれない幅広い知識をお持ちです。しかし、その宇城先生が仰られる統一体は、いつも最先端の科学や技術ではなく、普遍的な「愛情、真心」だということをいつも教えていただきます。宇宙や地球そして、人間のつながりとしての「愛」は絶対的なものだということ。

 講義の最初のDVDでは、色々な方面の一流の方を宇城先生がご指導されており、皆さんが瞬時に変化される様は一目瞭然で、宇城先生の「気」には今更ながら感動すると共に、そこには神がかり的な全てを超越するパワーを感じます。それが先生の仰られる「愛情、真心」に通ずるものなんですね。  
 今回の検証では、二人一組となり、両人差し指で背中を押させてもらいました。前のめりになると、もちろん指が離れますが、「気」を通していただくと指の感覚が違い、前後に動かしても指が離れません。また、体をけん引したはずなのに、実際は身長が縮んでおり、しかし、「気」の力では、身長が伸びその身長差の違いは明らかでした。病院で行っている行為は、まさしく相反する行為でした。
 様々な検証を通して、私たちが当たり前と思っている事実は実は真逆の場合もあり、平和ボケや奴隷になってはいけない事を感じました。

 今回、先生から教えていただいた「武先文後」、統一体あっての思考であるということ、即ち、我々が本来持っている「愛情、真心」が全ての原点であるということを再確認しました。  宇城先生が導いてくださる統一体、調和の世界へ一歩でも近づきたい!その想いで、これからも精進していきたいです。ありがとうございました。  

 

すべてにわたって統一体で臨まなければいけない   奈良 教員 52歳 男性 YO

 先日は道塾でのご講義ありがとうございました。 「武前文後」統一体の状態が先にあり、その後に理論が後付けされること、「文武両道」では遅く、「文武一致」でないと間に合わないことを教えていただきました。
 いかに我々は自然体にほど遠い身体であり、その状態で社会や生活について考えて行動しても、うまくいくはずがない、むしろ破滅への道をまっしぐらに進んでいることに気づかせていただきました。
 身体を引っ張れば逆に縮むことは今の医学の常識に我々は洗脳されていることを示しており、先生に気を通していただいて統一体になれば伸びることは、事実選考型の先生の教えを示しています。 「引っ張れば伸びる」というインスタントなものの考え方に傾きがちな心に先生は警鐘を鳴らしていらっしゃるのだと思います。
 筋トレも「筋肉量を増やせば大きな力がでる」というインスタントな考え方が蔓延して、多くのけが人や心なしのスポーツ選手が育っています。 政治・経済・教育・スポーツすべてにわたって統一体で臨まなければいけないことを改めて体感させていただきました。ありがとうございました。    

 

身体では全く分かっていないという事を痛感   奈良 公務員 26歳 男性 AN

 今回、初めて中上級のクラスとして講義を受講させて頂きました。 昨年度から初級講義を受講し、これまで気の存在や定義、統一体の存在、そしてそれらはかつて日本人が持っていた素晴らしい力である事を学んできました。

 今回の講義でより一層痛感した事は、それを身体では全く分かっていないという事です。我々は何不自由ないと感じていますが、常識にとらわれた力の発揮できな い人間になっています。我々が不自由と感じている自閉症の人が写真のような絵を描き上げたり、はさみ1本で何も見ずに動物の作品を作ったり、我々はそういっ た才能が見いだせられる人間ではありません。

 今になって思うのは、私が高校生の時に宇城先生に出会っていればよかったと感じる事です。私は当時、暗記が苦手で英語や歴史をあまり勉強しませんでした。し かし現在講義を聞くたびに、それらの表面ではなく、奥深さや学ぶ意味を知っておくべきである事を教わり、歴史や英語を本来どう学ぶべきであったか、今になっ て理解している状況です。

 これからは講義を通じて、私は大人として勉強が必要だと感じました。さらに将来子供が出来れば、私と一緒に宇城先生の講義を通じて、あらゆる物事の本質を知る人間に成長して欲しいと感じています。そして将来、日本を支える立 派な人間になって欲しいです。そう考えると、私も出遅れたなりに頑張らないといけないと感じます。未熟者ですが、これからもよろしくお願いいたします。