2015年 東京中上級・A 第3回 (2015.5.13)

一触の大切さを再認識した   東京 公務員 男性 40歳 MK

 今回、自分がいかに頭で考えすぎていることを痛感しました。
 どんな実技を行っても「押そう・引こう・崩そう」という考えが先行し、結局自分では何も出来ません。更に、普通の棒を持ち上げることが出来なくなる実技を見て、以前、自分がうつ病にかかっていた時のことを思い出しました。まさしく頭でマイナスなことを考えて増大させ、自滅していました。
 この頭で考える癖は、今までの教育・躾などで身に付いたものです。自転車が乗れる過程を考えると、こけるという失敗を経て乗れるようになります。物事は経験・失敗を繰り返して身体に染み込ませ、拾得していかなければいけないのに、我々は机上が一番だと刷り込まれ、失敗は悪と教え込まれて 行動が出来なくなってしまっています。知識偏重の教育がいかに危険か、気づかせて下さった先生に感謝しております。 ありがとうございます。
 数人で先生の二の腕をギュッと掴み、先生が技をかける検証の時、先生の二の腕を掴みましたが、先生の力が抜け、掴んでいる我々と調和した瞬間、気がついたら下に転がってました。先生のスピードはもの凄く速く、一触することによって頭と身体のスピードの差が分かりました。一触の大切さを再認識した次第です。
 先生に師事してから、うつ病にならないコツをつかむことが出来ました。 心に師を持ち、公の心・利他の心を持ち、調和を心がけ、我を押さえる。以前の自分はすべてが欠けていました。 自分が一番だという考えが先行して周りと衝突ばかり繰り返していました。先生とお会いできなければ、人生どうなっていたのだろうかと思います。生きるのが苦しかったです。今はとても楽です。 病気は辛かったですが、自分の考え方を変える良いきっかけだったのかもしれません。生きるためのヒントを下さった先生に感謝するとともに、これからもっと精進していきたいと思います。 ご講義、ありがとうございました。

 

古典物理学を超えた新しい世界へ   埼玉 アルバイト 男性 65歳 HY

 右足が沈む前に左足を出せば確かに水の上を歩けるはずですが、それはあくまで理屈であり、現実には誰もできません。科学者はこういう机上論をやっているように見えます。しかし、重さが変わる、帯が伸び縮みするなど、先生は実践なさっておられます。それを見ても科学者の多くは認めない、否認めたくないのでしょう。それでは科学が行き詰まるのも無理はないと思われます。  
 これからは古典物理学を超えた新しい世界に向かうのでしょう。そして先生は既に実践されて一歩否二歩も三歩も先に行って居られます。  先生のもとで私共が学べるということは大変光栄ですばらしいことだと思っています。なかなか上手になりませんが、少しずつでもまわりに電波を出して世の中を明るくできれば良いと思います。   
 大人たちに毒されていない子どもたちは、先生の実技をすぐに理解しできるようになるということです。そこで大阪で親子を中心に教えていくとのことですが、一刻も早く新しい世界を支える若い世代が育ってくれることを願っております。ご指導本当にありがとうございました。