2015年 東京中上級・A 第1回 (2015.1.14)

もっと深く知りたい、体験したいと強いおもいで今回の受講に参加   福島 男性 55歳 TO

 昨年の受講に感動・感激しもっと深く知りたい、体験したいと強いおもいで今回の受講に参加させて頂きました。毎回先生は、日本の文化の素晴らしさを色々な事例を挙げながら私たちに説明し気付かせてくれます。現在の日本の問題点。その結果世界がどのように日本を見ているのか等。日本人としてのバックグランドである文化を蔑にした現在の姿を分かりやすく示してくださいます。日常的に行っている正座一つをとっても正しい姿勢だと力が出、悪いと出ない。しかし、意識をして何度も正座を繰り返し力を出そうとすると出なくなる。先生は言われました『道場稽古だけでは強くならない』。いかに日常に落とし込んで無意識に生活できるか。これから一年間、色々な気付きを楽しみながら学ばせて頂きたいと思います。よろしくお願いします。

 

今この瞬間、自分に出来る事をやっていきます。   埼玉  会社員 男性 48歳 KS

 今年も早々にして貴重な講義をいただきありがとうございました。
 実際の資料をもとに、具体的に説明をいただいたものは、よりリアルで、その中には強く憤りを感じる物もありました。知らなければならない事がたくさんあるはずですが、実際多くの情報の中、瞬間的に気付かなければ、目の前を次から次へと情報は通り過ぎてしまいます。重要な物にはピンと来なければいけませんし、ピンと来たらしっかり掘り下げ、知を深められる様でなければならないと思います。そういう意味では私は隙があります。自然体の中で、常にアンテナを立てておける様でなければ、たとえ一個人でも、今の日本の中ではまずいと感じました。
 検証の方では、1対多数での押し引き等、いくつか見、体験させていただきました。先生は多人数を押す時、調和して制しますが、もし、2、3人が相手なら、筋力でも押す事が出来る人もいると思います。知らない人が見れば、調和も筋力も、ほとんど見分けは付かないはずです。しかし、外見は同じでも、注目しなければならないのは内面で、エネルギーの発生源、質は全く違っており、どちらのエネルギーを使うかによって、その人の歩む人生の方向が違う物になる重要な事と認識しています。
 筋力で押したものは、衝突が起こり、衝突には、やはり破壊が付きまとうと思います。負けた方は、悔しい気持ちになり、それは、時として怒りに変わり、相手に向けられ、人間関係の破壊に繋がる事もあると思います。先生に調和で押された場合、負けても身体は逆に強くなり、悔しい気持ちも出て来ません。検証のほとんどは最後に皆、笑顔になります。破壊とは真逆で人間関係を作りあげる事の出来る力です。調和の応用力は計り知れない物があります。この調和を持ち行動出来る人を、今この様な時代は、多く必要としているはずです。常に、物事の内を見る目を持ち、今この瞬間、自分に出来る事を、時間を無駄にする事無く行い、調和側の人間となる様、歩み続けて行きたいと思っています。本年も何卒宜しくお願い致します。

 

我々は来持っている力に蓋をし、止まっていると感じた   埼玉  飲食店 男性 41歳 KK

 今年初の道塾での先生の講義はとても緊迫した内容でした。開口一番に先生が仰った「日本は今、とても危ない状況にいる!」というお言葉が今も耳に残っています。
 今、政府は総選挙後に勝手に子育て支援金を打ち切りにする横暴さ、面会に来た沖縄県知事と面会せずに帰し、自分の意にそぐわないなら給付金を減額したりする幼稚さ、集団的自衛権を強行に成立させようとする愚かさ、まさに危険そのものです。そんな、危機的状況の中でも、のほほんとしている国民達、何故この様になるのか?それは我々はただ、時間を無駄遣いしているだけだからだと思いました。
 我々は生まれながらに完成しているのにも関わらず、欲、自己中心、その様な考えが本来持っている力に蓋をし、止まっているのではないかと感じました。その理由は現在の教育にあり、就職する為の予備校に成り下がっていることがだと原因だと先生は仰いました。
 しかし、宇城塾の教えは先生がやって見せてみせる。次に塾生がやる。しかし塾生は出来ない。だけど先生が気を入れてくださったり、姿勢を正したりするだけで不可能な事が可能になりそれが自信になる。正に気づき、気づかされる事によって魂をいれていただいた様に感じになります。
 先生がよく仰るなるお言葉で、師を10年かけても良いから見つけるというのは紛れもない事実であり、宇城先生に出会えた我々は本当に幸せだと思います。先生がホワイトボードに書いた重力が加わり引力を出すといお言葉、重力という漢字をつけると「動」という言葉になります。したがって我々は先ず行動をして周辺の人達を変えてく。それが先生への恩返しだと思います。先生、これからもご指導よろしくお願いします。いつも貴重な教えをありがとうございました。

 

変化していく自分が楽しい   東京  WEBディレクター 男性 30歳 KH

 本日、初めて中上級クラスに参加させていただきました。初級からご一緒させていただいている方も何人かいらっしゃったのですが、皆さん初級を受けられ始めた頃と比べると本当にいい顔をされていらっしゃるなと感じました。(失礼があればすみません)そして、自分の顔もそうなっているといいなと心から思い、心を新たにいたしました。
 中上級と聞くと初級よりレベルの高い別の事をやるのかもと思っていましたが、実際に受けてみた感想は、初級と別の事をやるというより、初級で得た理解を外面的なものから内面的なものへとより深めていく場なのだと感じました。たとえば、初級と同じ実演があったのですが、初級の際は先生がなぜそうなるのかという説明を丁寧にしてくださりましたが、中上級では、説明は必要最低限で、今の変化を感じた?気が通ったのが分かった?その感覚を覚えておいて!というような本人の気づきを促す言葉がほとんどだと感じました。細かい説明がない分、より頭脳から離れ身体脳で捉える必要があり、講義の難易度がぐっと上がったと感じた一方で、嬉しい変化がありました。
 自分の内面の変化を注意深く観察する内に、先生の内面と自分の内面がコミュニケーションしているような感覚を得ました。もしかしたら、これがミラーニューロンや広沢の池と月の詩の境地の感覚なのかと感じ、この感覚を日常でも感じられるように日常生活に落とし込んで行こうと決めました。
 初級を通して、未知に対するマインドが大きく変わりました。上手くいかない事が楽しい!答えがわからないことが楽しい!!そして、変化していく自分が楽しい!!!と感じるようになりました。今年は去年以上に未知に挑戦していきたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。