2014年 東京中級 第3回 (2014.5.14)

気は感じ、伝わるもの。理屈を超えた次元にあるもの 東京 インストラクター 28歳 女性 EE  
  宇城先生いつも学び多き貴重なお時間をありがとうございます。 今回の実践では、例え言葉(頭)で理解できなくても身体で感じることができる。 ということを改めて実感いたしました。 どうしてこうなっている、とか理屈ではなく感じるものは感じ、事実として起こっていることなのだ、と。

日常では、つい起こっていることに対して意味付けをしたり、何故それが起こったのかということに目を向けて、 「今」まさに目の前で起こっている事実の方に自分がいないことが多いということに気づかされました。 宇城先生が講義の中でおっしゃられた「色や香りは今にしかないもの。今を大切にすること。」という事が実感できたひとこまです。 素直に目の前のことを受け入れ、自我や自分の考えを入れずに感じること。

そうした事が、もしかすると自分の小さな世界を広げ、柔軟で強い心の土台を作って、 日常を楽しむ余裕を与えてくれるのかもしれません。 いかに、日々いろいろな事に自分の考えを入れてしまっていたか。 自分で自分の世界を作ってしまっていたのだという事も気づかせていただきました。 気は感じ、伝わるもの。理屈を超えた次元にあるもの。 「良き指導者はうつすことができる者」という宇城先生の言葉の様に、相手が分かっている、理解できる関係なく、伝わるものは伝わる。

自分がまさにそうした伝えられる、伝わる人間であること。 日々目の前のことをよく感じ、素直に味わい、「今」という瞬間を大切に過ごすこと。人生に同じ瞬間はひとつとしてなく、いつかもない。
今感じられることと、今出来ることを大切にして豊かにしていきたいと思います。
道塾スタッフのみなさま、いつもありがとうございます!

 

日本人の心を持った人が指導者になるべき 神奈川 経営者 51歳 男性 AF 
  サッカーワールドカップで日本は、最下位で決勝トーナメントには進めませんでした。
4年前、宇城塾長に師事した岡田監督は、選手全員に食事から日常の生活態度まで、
変えさせたとテレビで言っていました。遠藤選手はかなりのダイエットをさせられたそうです。

4年前の選手は、今回に比べ、スピード、パワーなどの面で勝っていました。
特に本田選手は、大きな外国人に倒されることなく、相手のゴール近くまで突進し、
長友選手は、相手より常に早くボールに近づいていました。 今回は逆に、ひ弱な印象をうけました。

日本人には、外国人にない武道というものがあると思います。 武道は気を使うと思います。それがスポーツに生かされていない。 なぜサッカー協会は、外国人の監督を採用するのでしょうか?

言葉や生活習慣も違う外国人とはコミュニケーションも取りにくく、日本人の体質も知らないと思います。 侍日本を作るには、日本人の心を持った人が監督になるべきだと思います。

これは、企業、教育、武道、スポーツすべてに言えることではないのでしょうか。
私は、空手を習っていますが、今まで強かった道場生が中年なり、大けがをして空手を断念、 さらには仕事に支障をきたす人が増えてきました。 宇城塾で気を学んでいる自分が幸せであり、出会いに感謝しております。

 

見て、行い、感じることの積み重ねが「観る」に近づいている 群馬 会社員 46歳 男性 YK 
  宇城塾長いつもありがとうございます。 今回、デモを見ていた時に自分なりに感じたことです。
ある人を複数で横から支え、塾長がその一人に気を入れ、支えていた人達含め全体が体がブレず強くなりました。 多少の形は違えと今までもこのようなデモは見ていた訳ですが、 「一人に気が通れば、触れている人たちにも変化を与える、これが一人革命」という意の事を仰られた時にハッとしました。

今まで一人革命という言葉、意味を分かっていたようなつもりだったのですが、頭での理解を超え、腑に落ちるような感覚がありました。情報処理能力の高さ 聞く < 見る < 観る であると説明して頂きましたが、「百聞は一見にしかず」の通り、 聞くより見るは、遥かに高い処理能力を持っているのですが、観るはその遥かに上をいくということで 今回の感覚は今までデモを「見て」いたところから「観る」に向かったからでは無いだろうかと自分なりに考えています。 初級の時から数々のデモを見て、行い、感じていることの積み重ねが「観る」に近づいているのだと思います。

とはいえ、自ら統一体を発動するにはまだまだで、手を触れた相手を動かすデモを行っても、 動かそうという自分中心の気持ちが指先に集中していました。相手を支配しようという心の表れです。
自ら衝突しにいっていました。人を動かすということはどういうことか、改めて考えなければと思いました。 いかに自分の我を捨て、調和するか、これが腑に落ちてくる日を期待しつつ、日常を大切に生きていきます。 次回もご指導よろしくお願い致します。