2014年 東京中級 第2回 (2014.3.12)

正座は体に気が通り、痛みをなくすことができる  東京 大学生 19歳 男性 YI  
  今回の講義で最も印象に残っていることは正座の仕方でした。 私の正座は前のめりなっていてとても格好の悪い姿勢でした。 これまでは正座の仕方について考えたり教わったりすることはなくオリジナルでやっていました。 また最近では正座した時に足首が痛いという理由で避けてきていました。
しかし宇城先生に正座をする事で体に気が通り、痛みをなくすことができると聞いてびっくりしました。
そのときからこれから出来るときは正座をしようと考えたのですが、今まで全然できなかったのが現状です。 そういった基礎的なことからできるようにしていきたいと思います。

 

潜在意識の重要性を痛感しました  神奈川 市職員 50歳 男性 SN 
  宇城先生の教えは、私にとって「五十にして四十九までの非を知る」 という故事、そのものです。この故事のとおりこれまでの思い込みを変えて取り組まなくてはいけない、と痛感します。
特に、意識、特に 潜在意識の重要性を痛感しました。 先生が量子物理学と心との関係を説かれていましたが、先生と接した 時の感覚は、ニュートン力学的な顕在意識で捉えられるものではなく、 量子論的な潜在意識でとらえなくてはいけないのかな、と思いました。 潜在意識で量子論の世界の素粒子を捉える手がかりは、やはり先生の 言葉や実演で得られた次のようなことです。

・地面に打ち付けられれば、それなりに痛いはずなのに、先生に投げら れると痛みを全く感じないこと ・これまで正座をすると膝が痛かったのですが、先生に言われた通りに 座ると全く痛くないこと
・無心に祈ると強くなり、何かをお願いすると弱くなること これらに共通している感覚は「先生と接する素直な喜び」 、「筋肉は緊張せずに背骨がしっかりと自律しているような感覚」、「より学びたくなる気持ち」です。

これらの感覚を大事にして過ごしていると、自分が周囲と調和できる ように変わってきているように感じます。これからも先生に、そして 塾生のみなさんに学び、おおいに化けて成長したいと思います。

 

「事理一致」の意味をいろんな形で教えていただいた  東京 インストラクター 28歳 女性 EE

 今回の講義では、いつも宇城先生が言われる「事理一致」ということの意味をいろんな形でじっくりじっくりと体に染み入るように教えていただいたように感じました。「事理一致」という言葉の意味が、正直に言うと言葉は頭の中にあっても、本当の意味でなかなか理解ができませんでした。しかし、様々な実践と分かりやすく分析して教えてくださる講義のお陰で少しずつ現実味を持ってその教えが染みてきました。
 祈りと願いの体への変化。(強さの実験)や男性が複数スクラムを組む中に女性一人が「子供を助ける!」という思い一心で割って入れる力が湧くという実践からも、心が土台となり行動(身体)が発動することで力が湧いてくる。気が流れる。という事を改めて実感させていただきました。今の自分が行動できないのは、力がないから。それは、普段の生活の中で事理一致がなされていない事が多いからだ。ということを、正直やっと本当の意味で理解できました。心と身体が一致していない。こういうことに気がづけなかったことも、謙虚さに欠けていたことと、長い間頭が先行の生活を重ねていたから、そうした感覚や感性が鈍ってしまったのだと思いました。
 それから、大変興味深かったことは人は左右均等にする必要がなく、均等にしようと矯正してしまうと本能的な力や感性、危機察知能力を鈍らせてしまうということです。一般的には身体の歪みなども含めて左右均等が良いとされていて、今までの常識を覆す事実ですが、とっても納得できました。そして、その方がよほど自然だと思いました。私もヨガをしていますが、多くの先生はヨガのポーズなどで左右あるものは苦手な方を多く行ったり、ポーズを保持する時間を長くとるのが良いと言われていますが、なぜかその理論がしっくりいかなかったのです。なので、今回宇城先生にそうした事実を教えていただいた時は、目から鱗でしたし、今までなんとなくもやもやしていたことがすっきりと霧が晴れたように明瞭になりました。
 回を重ねる度に、教えていただいている事のひとつひとつが染みていくように感じます。それも、日々を過ごす中であの時に言っていたことはこうゆうことだったのかと気づきに繋がっていきます。そして、今回講義の際に気分が悪くて体調が優れなかったのですが、帰りの頃には回復されていて、気が流れると身体が変わることをまた実感し、そうした身体の神秘に嬉しくなりました。今回も大変深みのあるお時間を過ごさせていただき、有難うございました。

 

身体の変化は、希望を持たせてくれます   東京 ビル管理 35歳 男性 JS

 今期二回目のご講義ありがとうございました。今回は体調が優れなかったのですが宇城先生のご講義に参加させて頂いた後、具合が良くなった気がします。気のおかげなのかなと勝手に思っております。右手と左3手の指を意識せずに組むと、後ろから腰を押されても動かない、逆に組み替えると弱くなり、前に押されてしまう。無意識の自然体に気が通るという事で、他流派で空手をやっていた時に左構えで練習していた事を思い出しました。只々左構えの方が有利だという勝手な認識で不自然で身体が弱くなっている事にも当時は気付きませんでした。左足の膝を曲げて立ち、利き足を引き、膝をついた状態で立つと身体は強くなり押されても動かない。足を入れ替えると弱く、押されて崩されてしまう、しかし、掌をサンチンの様に上に向けるとまた強くなり動かなくなる。サンチンや他の空手の形、正座等を教えていただいても、それにどんな意味があるのか教えてくれる、体現してくれる指導員は自分の周りには一人もいませんでした。自分も少し指導をしていた時期があるのですが、自分の解釈で型をやっておりました。サンチンの型にこんな意味があったのかととても感動し、希望を感じました。精神論ではなく、実際に現れる身体の変化は宇城先生の存在を知り、悩み、何年も筋肉を鍛える事をやめてしまった自分に本当に希望を持たせてくれます。宇城先生にご講義いただいている事を持ち帰り、一つ一つ実践し、理不尽に打ち勝つ強さ、逃げない心、思いやり、最初に本当に求めていたものこれから身に付ける為努力していきます。