道184号表紙

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184号 (2015春)

テーマ  「自 然 に 還 る」


発売中

 

「海も山も川も大地も人も、自然に戻ることができれば、豊かに蘇る。」
   
そのことを、気仙沼の海が教えてくれています。
自然は人間が気づいてくれることを、ずっと待っているのかもしれません。
 
人間も自然の一部です。

大事なことは、常に黙って手本を見せてくれている自然に目を向け、人間の都合だけではなく、そこにある循環に学び、本来のあるべき姿を見失わない、見失わせないことではないでしょうか。

 

 読者の声

  巻 頭 対 談

人の心に樹を植え、命を育む 
海・山・川・里の循環が教えてくれること

NPO法人 森は海の恋人 代表 畠山重篤 VS UK実践塾代表 宇城憲治

 

道184号_畠山重篤・宇城憲治 巻頭対談 道184号_畠山重篤・宇城憲治 巻頭対談 道184号_畠山重篤・宇城憲治 巻頭対談

人間の意識が変わらなければ
環境は変わりません。
山に樹を植えるだけでなく
人の心にどうやって樹を植えていくか
これに尽きるのです。

 

牡蠣の養殖を営んでいた畠山さんが、汚れていく海に危機感を覚え、直観的に始めたのが、漁師が山に木を植える「森は海の恋人」運動だった。畠山さんが、海だけを見ずに河川とその流域、そして森へと視点を移らせていったのは、大きな循環のなかにこそ命の根源があることを知っていたからだ。
対談で浮き彫りになったのは、〝循環〟ということ。それは、海も森も川も、そして私たち人間も、自然回帰できれば、それだけで豊かに蘇る、ということだ。
そこに気づいた人たちによる、分野、立場、専門を越えた横の連携は、今、総合的な視点で、次世代の子供たちを粘り強く育みつつある。

  ロングインタビュー

子供たちの能力を最大限引き出すドミニカ共和国の野球指導
日本の野球を世界から見つめて

NPO法人 BBフューチャー 阪長友仁

 

道184号_阪長友仁記事 道184号_阪長友仁記事

上手くなりたくない選手なんていないし
三振したくて三振する子は一人もいない。
みんなうまくなりたいに決まっている。
ですから、指導者が怒る必要なんて全くないのです。

 

カリブ海に浮かぶ人口1000万人の小国ドミニカ共和国。

この国が、日本の10分の1の人口でありながら、10倍以上のメジャーリーガーを輩出する野球強豪国であることは、まだまだ知られていない。そこで展開する子供たちの選手育成法は、目先の勝利ではなく、ひたすら子供のもつ能力を長いスパンで育み将来的に開花させるあり方を貫くものであり、その根底にあるものは、日本の野球界はもちろんのこと、スポーツ界全体、さらには教育界や組織のあり方すべてに参考になる取り組みである。

24歳から開発途上国への協力事業にたずさわり、アジア、アフリカ、中南米における野球指導や、グアテマラ共和国でのJICA企画調査員としての勤務経験のある阪長氏が、2014年末より2ヵ月間、研修目的でドミニカ共和国に滞在。氏を通して見えてくる、本当の意味での教育とは何か。

  ロングインタビュー

胎内記憶
子供が届けてくれる、命のメッセージ

産科医 池川クリニック院長 池川 明

 

道184号_池川明記事 道184号_池川明記事

感性が鋭く1千万のことが分かる子供に、
2千しか分からない大人が教える……これ、おかしくないですか?
そう考えられる親かどうかで、
子育ても、子供の成長もまったく違ってくると思います。

 

子供たちが語る、お母さんのお腹の中にいる時の記憶や、お腹に宿る時の記憶。

そんな子供たちの声を拾い上げ、お産の現場で活用する池川明先生は、「赤ちゃんは何もかも分かって生まれてくる」と語る。

この、赤ちゃんへの向き合い方は、医学の常識にとらわれていたら決して出てこないもの。
命という現場を徹底的に見つめてきたからこその、池川先生のメッセージは、子供にまつわる様々な課題に対し、大きなヒントとなり希望となるのではないだろうか。

  被災地の今

福島こそはじまりの地

学習院大学教授 福島県立博物館館長 赤坂憲雄

 

道184号_赤坂憲雄記事 道184号_赤坂憲雄記事

福島は新しい風景を自分でつくることなしには
生きていけない土地になりました。
自分たちが自分たちで責任をとる覚悟で
事業にかかわることによって、
必ずそこに新しい風景が生まれるのです。

 

90年代初めから20年間東北を歩き、自ら「東北学」をおこした赤坂氏。99年に刊行した雑誌『東北学』を通じ、地域の歴史や文化・風土を学び、地域の明日をデザインしようと呼びかけたメッセージは、多くの人に受け入れられた。東北を自らのフィールドにしてきた赤坂氏だからこそ、常に「東北のために何かをやる!」が原点だった。

震災は、そんな赤坂氏を一気に行動にかりたてた。震災直後に立ち上げた、「ふくしま会議」への思い、これからの東北の復興への思いを聞いた。

  連 載

道184号_木村秋則記事

新連載

◆木村秋則 連載『見えないものを見る目をもとう』

「何よりも大切な生産者の愛情」

木村興農社代表の木村秋則氏の連載。
長年にわたる探究の末に、農薬・肥料・除草剤を使わず自然の理に従う自然栽培法を確立した木村氏が、目に見えないものに目を向けることの大切さを語ってくれます。

道184号_宇城憲治記事◆宇城憲治 連載『気づく気づかせる』

人間力の根源「気」
― 常識からの脱却  ―
 
最先端のエレクトロニクス技術者として、さらには企業のトップとして活躍してきた宇城憲治氏は、現在徹底した文武両道の生き様と、武術を通して得た「気」によって、人間の潜在能力の開発とその指導に専念。

現在、氏は目に見えないものを目に見える形にするために、「普遍性、再現性、客観性」の実践検証をもって「目に見えないもの」の存在を解き明かす研究を先行させている。

岩井喜代仁 連載

◆茨城ダルク代表 岩井喜代仁 連載『今日一日を生きる』

薬物依存回復の12のステップ(6)
性格上の欠点を すべて取り除くことを神にゆだねる

薬物依存症リハビリ施設・ダルクの回復のあり方は、入寮者、スタッフにかかわらず、同じ苦しみを知る仲間が回復に向かう姿を見せることにある。
ダルクと出合って22年、施設や家族会を牽引しながら、自らも回復の道を歩み続ける岩井喜代仁氏に、薬物依存回復に向かう生き方を聞くとともに、回復途上にある入寮者の手記を紹介する。

道184号_野村哲也記事

◆写真家 野村哲也 連載『地球を歩く』

~知られざる絶景を求めて~
宝珠の網

世界に飛び出し旅するからこそ見える、日本のこと、自分自身のこと。
秘境と絶景を求めて 100カ国を旅してきた写真家 野村哲也氏の連載。

 

 

道184_佐々木隆記事

◆銀河浴写真家 佐々木隆 連載『私たちは銀河のなかに生きている』

千年の命を重ねる樽見の大桜

生かされていることに気づけば、人生はもっと豊かになる。
銀河を舞台に生命の息吹を写しとる、佐々木隆氏の銀河浴写真。

 

 

道184号_山元加津子記事

◆作家 山元加津子 連載『ありのままの私たち』

人はかならず優しいこころをもっている

人と違っていても、障がいがあっても、人はみな素晴らしい力を持っている。
植物も動物も人間も、みんなでひとつの命を一緒に生きている――。
長く特別支援学校で子供たちと接してきた山元加津子さんが伝える、生きる上で大切なこと。

 

道184号_金澤泰子記事

◆書道家 金澤泰子 連載『あふれる真心と愛』

母子の愛 翔子と見上げる広い空

待望の娘をダウン症として授かり、絶望のなか親子二人三脚で書の道を歩んできた金澤泰子さん。
娘 翔子さんを書家へと育て上げた金澤さんが、翔子さんの純真な魂が引き起こす奇跡の数々を綴る。

 

◆伊藤忠商事理事 木暮浩明 連載『うつくし、日本』

海外における失敗例と対応策

日本を代表する総合商社の商社マンとして、イギリス、アメリカ、東欧、中近東、
通算17年間の駐在経験のある木暮氏が語る、日本人とは。真の国際人とは。

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