▲参加された皆さんの感想は
 こちらにアップしています。






11日午前
800名の熱気の中で







気を通されると
両足をつかまれても楽に動ける検証を
             ▼

全員で体感



気を通されて
おんぶした人と一体となる



正しいあいさつで子どもが大人の列を崩す



塾長に気を通された生徒が

1対3名の腕相撲に勝つ



2人子供に背中を触れてもらうだけで
力をもらう参加者



11日午後に行なわれた
教師・指導塾



塾長の話に集中する













気が通ると竹刀でたたかれても痛くない
11日午後
















  

  





12日京都講演会



複数の大人の列は簡単には押せない
            ▼

子どもが正しいあいさつをすると
            ▼

大人の列を崩せる



子供たちは元気よくあいさつをして検証をくり返した



子供を抱いた女性もなんなく崩す



大人の男性がいくらやっても崩せないスクラムを
             ▼

子供2人に触れてもらって崩す








1対6名の塾長による腕相撲










塾長に気を通してもらった女性が
1対男性3名の腕相撲に勝つ




終わりが近づくにつれ
参加者の集中度が高まり



最後まで、とぎれることはなかった

自分が主役――自らが動いてこそ!
 「一人革命」が形となった学校実践講習会 & 京都講演会
                       2014年1月11日(土)、12日(日)


 「変わる人に変わってもらいたい。格好をつけるための講習会ではありません。何ができた、何回できた、そんなことではないのです。やわらかいおもてなしをさせていただくつもりはありません。大人の方々、よろしくお願いします!」
 
 毎年、宇城憲治塾長の学校講習会を主催している奈良県立高校教諭で、大阪宇城道塾・大阪宇城空手塾の塾生でもある森島伸晃教諭の冒頭の挨拶です。

  1月11日(土)、12日(日)の両日に行なわれた宇城塾長の講習会・講演会は、この講習会が何のために開催されたのか、どんな思いで開催されるものか、その意義と覚悟を今一度、真剣に参加者に問う形でスタートしました。 
  塾長の指導を受ける人は、同じ講義を受けても、それぞれの立場によって学び取る内容が異なります。初めての人であれば、自分の中に眠る潜在能力に気づかされ感動し、なんらかの変化のきっかけを自分のなかにつかんでいく段階です。長く塾長に真剣に学んでいる人であれば、変化した自分を行動にあらわしていく段階に入ります。まさに、今回の学校講習会、京都講演会は、そうした個々の参加者の学びがさまざま形に浮き彫りとなっていったイベントでありました。


学校実践講習会

 1日目、1月11日(土)の学校実践講習会は奈良県立桜井高校を会場に開催されました。地元奈良県からはもとより、大阪、京都、兵庫などの関西方面、遠方からは北海道、九州、四国、愛知、三重、東京、千葉などからの参加者がありました。
 午前中は、主に中学・高校の野球部、サッカー・テニスなどの各種スポーツクラブの生徒や監督、保護者や一般の方々約800名が、午後は、教師・指導者を対象とした講習会で、小・中・高・特別支援学級・大学も含む教員・指導者、約160名の参加者がありました。
 
  午前、午後とも、講義冒頭でTED(インターネットのTEDカンファレンス)で公開されている、ある夫婦と赤ちゃんの話が紹介されました。生まれつき脳の右側を欠損する障害にみまわれたわが子の将来を嘆いて苦悩していた夫婦が、治療として取り入れた「ミラーニューロン理論」(自分たちの行動を真似させて脳機能を回復させる手法)でのリハビリを繰り返すうちに、子供が「自分たちの手の動きや行為だけを見ているわけではなく、親である自分たちすべてを見ていること」に気づいていくというものです。
 この、「心も行為も自分のすべて子供に映っていく」という事実は、先輩として、あるいは親や教師、指導者、ひいては教育にかかわるすべての人に言えることであり、まさに取り組むべきは自身の成長でありその姿勢であるということが、どんな立場の参加者にもわかりやすくストレートに伝えられていきました。 

  続く講義では、現在の日本の現状について、またその状況が今後も続くとしたら、その予測される未来はどのようなものになるのか、わかりやすい具体的な企業の例をもって説明がなされていきました。
 また、一度放出された熱は再び元には戻らないというエネルギーの法則・エントロピーの増大の法則の話を例に、今、低下の一途をたど日本人の人間力、そしてその危機という現実が浮き彫りにされていきました。
 また、「生きる」ということをテーマの講義では、自分中心の小さな世界から抜け出して、ものの見方を大きく宇宙規模にしていけば、私たちは「生かされている存在であるのだ」ということが自然に気づかされていくのでした。 

  実践では、人間本来のあり方である「統一体」と、現状の身体をばらばらに使う部分体との桁違いの差を、様々な検証を通じて体感していきました。両足をそれぞれ二人に抑えられ、まったく動かない状態から、塾長に気を通され統一体になると、あるいは塾長をミラーニューロンとして一緒に動くと、とたんに楽に動けるようになるといった実践や、相手をおんぶした状態で、身体に気を通す形を塾長に指導されると相手が軽く背負えて楽に移動できたり、あるいはそれまで身体を左右に振るとおんぶした相手とバラバラだったのが、「気」を通されたとたんに相手と一体になったりするといった実践。また、人間の本来のもつ力をまだ失わずにもっている幼い子供による、力でない力(調和力)の実演。さらには、一度気が通った身体は、相手を投げる強さをもつだけでなく、相手にも力を与え、絆のようにそのエネルギーが伝わっていくといった実践など、参加者は次から次に自らの身体で体験し学んでいきました。

  時にむずかしいと思われるテーマであっても、部分で話をするのではなく、すべてをひとつにつなげていく塾長の統一体的な見方考え方は、知識としてではなく、まっすぐ参加者の心に伝わっていき、生徒であれ、教師・指導者であれ、受けとる側の学びの深さに違いはないと感じました。

「学ぶとは、知識を詰め込むことではなく、自分の成長のためのものであることを知る。」
「人生の主役は自分。生かされている存在であることに気づき、生まれながらにもつ自分の力に気づき、自分を信じることのできる、本当の自信をもつこと。」
「その力を引き出すために謙虚になることを知る。そして世界に通用する人間たれ。」


  塾長の講義、実践を通してのこうしたメッセージを、それぞれの立場の参加者が素直に「自分のこと」として真剣に受け止めている様子が感想文からうかがえました。

「日本の危機に対する危機感と、それを感じる感性、そして行動するエネルギーと勇気、そういうものが心の奥からどんどん湧いてくるような感じがしました。もうあれやこれやと考えている時間はない、「よし、やろう!」という、いてもたってもいられない感覚がありました。宇城先生の心をほんのわずかでも私自身が映しとり、それを生徒たちに伝えていきたいと思います。」
(高校野球部監督)


「今、世界から見ると自分なんてすごく小さなものでしかなく、悩んだりすることはもっと小さいことなんだと思い、日々変化しながら成長していかないといけないと思いました。」
(高校生)

「よい手本がいれば自分自身も変われるのだと同時に、自分が先輩の立場となっている今の野球部にはいってくる一年生も含め、先輩としてよいミラー、お手本になろうと決心しました。」
(高校生)

「教師という肩書きに頼り、自分自身が学ぶ姿勢を失ってしまえば生徒たちを導くことはできないとご指摘いただき、目の覚める思いでした。子供たちが学ぶ以上に自分自身が自己研鑽を積む重要性を再確認させていただきました。」
(高校野球部顧問)

「科学だけで『ありえない』と思うのではなく、目の前で起こったことをありのまま信じることの重要さを学びました。そしてすべてを言葉で説明できると思うこと自体が間違っていたのだと知りました。」
(野球部マネージャー) 


  今回の学校講習会がこれまでの学校講習会と大きく異なるところは、学ぶ側である生徒や教師たちが、ただ受身であるだけでなく、主体的にイベントにかかわるなかで、「自分が行動する」ということの大切さを学び、また実践しているということでした。
 主催した桜井高校の森島先生の指導のもと、学校実践講習会の準備から当日の進行など、すべてを担った桜井高校野球部の生徒さんたちの感想文からは、塾長の指導をより日常の視点でとらえた学びをしている様子がうかがえました。

「おもてなしとは、うらで様々な努力をし、準備をしなければならないことを講演会の準備で実感させていただきました。野球に例えれば、表は結果であり裏は一人稽古だと思いました。一人稽古をしっかり日常からできたらなと思いました。」

「私は正面で車の誘導係をさせていただきました。日本の車は右にハンドルがあるにもかかわらず、私は左に立っていました。プラカードを運転手の方々がとても見にくそうにしていたので立ち位置が悪いかと思っていましたが、あとから字が小さいことに気づきました。相手の立場や雰囲気に応じて動くことが大切だと思いました。次につなげていきたいです」

「自分の損得で行動していても頭から動き出しているので遅いです。まず、やってみると目に見えないものが自然とついてくるようになると思いました。」


以下は森島先生のコメントです。
「このイベントには、宇城先生の理念を変えずにいろいろな人に伝えていけたらなという思いがありました。気づいていて変わっていった塾生と、これから変わる可能性がある人。いかに塾生が自らの変化でつないでいくことができるかという、「一人革命」ということが根底にありました。我々が発信するということは、“内信”ということなんです。宇城先生から習って自分のうちから出てくるもの、内なるエネルギー、熱意みたいなものです。その「発信するもの」と「行動」はイコールだと思っているので、それで動かない、できないということは、自分がまだ変わりきれていないということ、そのことは自分自身が何度も体験して一番よくわかっていました。
 それから、「真剣に学んでいる大人がいますよ」ということを、言葉ではなく、参加されている人たちの姿勢とか生き様から、子供たちに感じてもらえたらなという思いがありました。また子供たちが宇城先生の指導を受けて、ものすごいスピードで変わっていく様を、大人たちにも身近に感じてもらえたらと。大人も子供も主役であり、それぞれの相乗効果でそれぞれが自分のもっているものに気づいてもらえたらという思いがありました。自分の内なる爆発と、外へ向けての発信――。そういうものを感じ、垣根をぶち破って皆が膨張していってほしいと願っています。」


京都講演会

 翌日1月12日(日)には、京都に場所を移し、実践講演会が開催されました。長く宇城塾長に学んでいる塾生たちにとってこのイベントは、これまで塾長に学んだことを、具体的に行動で形にあらわすことができる格好の機会でした。これまで常に先頭に立って一人革命を推進してきた森島先生に続け、という思いが多くの塾生たちの心に芽生え、今年のこのイベントは「一人でも多くの人に宇城塾長に触れていただこう」という思いで、塾生が中心となって企画、準備が進められました。

 テーマは「不安定な時代を生きる子供たちに必要な『躾』とは」。 これからの厳しい時代を生き抜くには、子供を育てる親がまず勉強をしなくてはならない、ということで、主に子育て中のお母さん、親御さんに呼びかける形で企画準備が進められていきました。当日は、15組の親子参加を含む約160名の参加者がありました。

 がっちり組んだ複数の大人によるスクラムを、塾長がなんなく倒したり、どうしてもスクラムを崩せなかった男性の参加者が、子供に体を触れてもらうだけで、とたんに倒せるようになったり、あるいは、子供を片手に抱いた女性が、複数の大人の列をいとも簡単に押し崩すなど、見るのも体験するのも生まれて初めての数々の実践に、多くの参加者からは思わず感嘆の声があがっていました。

  圧巻は、午前中にも宇城塾長がやってみせた、1対6名の腕相撲の実践です。さらには、塾長と同じことを、塾長に気を通された女性が男性3人を相手に腕相撲で勝ってみせたことです。参加者からは大きな歓声と拍手が沸き起こっていました。

 すべては「やってみせる実践ありき」。大人だけでなく参加していた小さな子供たちがぐいぐい塾長にひきつけられ、集中していく様子はまさに、人は知識でも肩書きでもなく、人間力でひきつけられるということを改めて教えられた思いでした。
 このイベントを中心となって進めてきた大阪道塾と江坂塾で学んでいる塾生の河田繁治氏と西村大介氏に、講演会を推進してきた思い、感想を伺いました。

「思いとして大きく二つありました。ひとつは、塾生として自分たちが変化成長するにあたって、自分の変化が影響力があるかどうかを確認したいということがありました。それには行動せねばならない。その行動のなかで師事する宇城先生そのものを皆さんに広めていくということが、自分たちの大きな修行になるという思いがありました。また、道塾や実践塾を通してつながっていく対象者だけでなく、もっと早い段階で、子供たちや、その親御さんにも触れていただきたい、そのきっかけを京都でつくってみたかった。そしてそうしたことを学生、社会人、教員、民間の経営者といった職業、立場に関係なく、ひとりの師、共通の師をあおいでいる塾生同士が価値観を共有すれば、こうしてひとつになってやれることがある。そういうことがとても嬉しく思いました。」 (河田)

「宇城先生に学ばせていただいて私自身長いですが、先生の教え、また存在そのものを、日本人の方に、いや世界に知っていただくには、口ではとても伝え切れません。自分にできることとして、行動で示すほかは無いということで、今回、京都において、イベントを開催することで、先生に触れていただく機会を多くの参加者にもっていただきました。参加者の方々が、感嘆の声を上げながら先生に魅了されている様子を見て、紹介できて本当に良かったと思いました。これからも一人でも仲間を増やしていけるよう、行動していきたいと思っています。」 (西村)


  11日、12日の2日間で塾長に学んだ参加者は、学生、一般、保護者、教師をあわせて1000名以上でした。まさに「動く人間をつくる」という塾長の指導がじわじわと浸透し始めたのを感じます。塾長に学ぶ塾生が、塾長から引き出してもらったそのエネルギーを、今度は自ら動くことで、これからの日本を支えていく若い人たちに伝えていく――。こうした人から人へエネルギーをつないでいく活動は、閉塞感のある現在の日本において、どれほど大きな希望かと感じました。
 そしてそうした活動は、今回のイベントに限らず、すでに日常で、仕事の現場で、家庭で、塾長に学ぶ塾生たちは始めています。その、人間が気づき、自ら発露するエネルギーの素晴らしさ、その可能性を、多くの方がこの2日間のイベントできっと感じていたことと思います。
 イベントの詳しい様子は、それぞれの感想文からその雰囲気、感動が直につたわってくると思いますので、ぜひ参加者の方々の感想文をお読みいただけたらと思います。
  この2日間で塾長に新たにつながった参加者方とのご縁や、深まった塾生同士の絆を大切にし、次のイベントにつなげていきたいと思います。
  2日間のイベントを支えてくださった塾生の皆様、生徒さんたち、関係者の皆様、本当にありがとうございました。これからも塾生方とともに、動いてまいります。

どう出版 編集部

≪参加された皆さんの感想文はこちらにアップしています。

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