京都大学 (京都府)

 

今回指導を受けて思ったのは、今までいかにどのような方法で統一体を身に付けようか、ということばかりに目を向けていたんじゃないか、ということである。宇城先生がいつも様々な方法で人間にはカが眠っているのだと我々に示してくださるのは、カを持っているという事実を分かりやすくしているためであって、その方法を身に付けろ、といっているわけではないのだろう。久々に目の前で見せていただいたことで、そういうカが存在するということを信じる気持ちを思い出させてもらえた気がした。
(4回生 I.U)


昨年度もこの講演会に参加させていただいて、本当に「気」の力が存在するのだということを知りました。今年はそれを実践する上で、さらに「気」を通した時と通していない時の差を実感しました。私が印象に残っているのは、2つあります。まず1つ目は、嘘は弱く、真実は強いということです。嘘をついた時と真実を言った時では、腕の下がり具合が全く違いました。今回は「1+1=2」という真実を例にして実践しましたが、これは普遍的な真実です。日常では、自分の中にある真実をもとに行動しています。自分にとって真実であることは何かということをしっかり持ち、嘘をつく自分の弱さと戦っていこうと思いました。また、人に対してもそれは同じで、嘘の優しさは全く相手に届かないと思いました。心の底から湧き出る優しさや思いやりが、人と人とのつながりをより強いものにすると感じました。
 2つ目は、「よっしゃ!」と気合いを入れて臨むことは弱いということです。私の部活では、とにかくがむしゃらにエネルギーを出して気合いを入れて練習に臨むことを常としています。ですが、このお話を聞いて、私達との違いは何だろうと思いました。もしも私達が「よっしゃ!」と気持ちを込めながら練習しているとしたら、それは弱いのでしょうか。では、何も言わずに、ただ目の前の人間を無力化させることが良いのでしょうか。私には違いがまだ分かりません。 私達が日本一になるためには、今回聞かせていただいたお話は大変貴重なものであり、またありがたいお話でした。一人一人がしっかりとこの講演会で学んだことをかみ砕いて考えなければいけないと感じました。ありがとうございました。
(4回生 マネージャー K.K)


今回、初めて宇城先生の講演会に行かせていただきました。これまで、イヤーブックや先輩に話で聞いたことしかなかった宇城先生の話を実際に聞くことができ、貴重な時間を過ごさせていただきました。というのも、「気」というものは存在こそ知っていましたが、実際に使っている場面に遭遇したことはなかったからです。そこで改めて感じたことですが、宇城先生がおっしゃる「統一体」というのは、たぶん体の使い方として究極のものだと思います。ビデオに出てきたように、幼い頃には無意識のうちにできていたのに、成長するにつれて忘れていった体の使い方。それが「統一体」だと思います。その体の使い方をもう一度つかみ、かつフットボールに生かすのは確かに難しいことです。私も「統一体」を意識しようと居ついてしまって、いつの間にか「部分体」になっていることがよくあります。 しかし講演会で目の当たりにしたように、統一体で動いている体は非常に強いです。その事実がある以上、私は「統一体」に少しでも近づいた体の使い方、「部分体」から少しでも離れた体の使い方を目指して、練習していきたいと思います。
(2回生 R.K)


宇城先生は動作が非常に速い。物理的なスピードももちろんだが、何より動き出すまでの早さに見るたび驚いてしまう。このスピードは単純な筋力によるものでないことは明らかだ。自分の予想していたよりも一手先のタイミングで動かれる、相手の意識よりも先に動いてしまう、先生のよく言われる「先をとる」というこの動きは、「気づきの早さ」によるものだと思う。ごみが落ちていればすぐに拾う、物が乱雑に置かれていれば整理する、何か頼まれればすぐに行動する。こういった何気ない日常でも常に神経を張り巡らせ、すぐ行動に移すことが「先をとる」という動作のトレーニングになっていると自分は解釈している。これは筋力トレーニングや普段の練習とはまた別の日本一へのアプローチだと思う。日常の動作も大事にし、アメフトに取り入れていきたい。
(3回生 W.S)


シーズンを通して、先輩方から宇城先生と統一体について耳にしていましたが、今回はじめて実際に検証してみて、統一体と気について少しわかった気がします。
 昔、私が幼稚園児の頃、父に護身用として簡単な柔道の技を教えてもらったことがあります。その時、父を背負い投げで投げ飛ばしてしまったことを思い出しました。幼稚園の頃にできて、大学生になった今、さらに力は強くなったのだから父を背負い投げることはできるだろうと思っていました。しかし、統一体の考えを知り、そしてその効果を実際に体験した今となっては、背負い投げることは果たして本当にできるのか、わかりません。

  人間、後ろめたいことがあると本気を出せないものだということは今までも感じていましたが、無意識化でもそうであることに驚きました。1+1=3であるなんて、口でいくらでもいうことはできるし、言ったとしてもなんの後ろめたさもないはずなのに、力は弱くなりました。弱くなるというより、制御される、全力のつもりでも出せていない、という感じでした。素直に認める事、前を見ることがいかに大事か思い知らされました。
 子供の方が大人よりも統一体である、というのは、大人の方が教育などにより部分体になりがちであるということ以外にも、精神的に真っ直ぐではなくなっているからではないかと思いました。大人になるほど、見栄や体裁を気にするようになり、全力を出せなくなっているということになるのではないでしょうか。
 また、いがみ合ったり、負の感情を持つことは自分の力を発揮できないということにも驚きました。確かに、人を貶めようとすることは結局のところ自分にプラスにはなりえません。

  私は、アメリカンフットボール部のスタッフでプレーすることはできません。宇城先生の教えをフィールドで実践することはできませんが、いつも統一体の意識をもって、そしてなにより自分とチームに対して素直に、グラウンド、試合、日々の取り組みに臨もうと思いました。100パーセント以上の力を発揮していかないと、私たちは前に進めません。 そのための統一体を意識していこうと思います。 ありがとうございました。
(2回生 M.S)


中高生と一緒に講演を受けさせていただくことで、素直になることの大切さを強く感じました。ステージ上での検証でも、大学生に比べ、高校生らは変化に対して素直に驚き、検証の結果としても大きな違いが出ていたように感じます。素直に心を開くことがいかに大切なのかということと、普段先生の言われている「子どもはできるのに、大人になるにつれてできなくなってしまう」という事実が顕著に現れていたのではないかと思います。
 最初の映像にもありましたが、自分たちは目に見えるものに重きを置きすぎているなと感じました。目に見えない理すべてを人間が理解するのは不可能なのだから、実際に起こった事実を受け入れるしかないのに、それができなくなってしまっています。これも地球や宇宙に対して謙虚であることの大切さを忘れてしまっているからだと思います。
 ミラーニューロンの話がありましたが、これは僕たちのチームにも非常に大きな影響を与えていると感じました。主将やその他のリーダーが不安を抱えていたり、後ろ向きな気持ちになっていたりすると、それがチーム全体に伝播してしまうのだろうと思います。全員が同じ方向を向いて進むためには、先頭に立つ人間の意志が大切なのだろうと思いました。
(4回生 S.T)


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